6月のカーミージー定点調査に行ってきました。
おだやかなお天気でしたが、PM2.5の影響で、ぼんやりした景色。
今回よく目についたのは、ソデカラッパの脱皮殻と、なぜかオオイカリナマコ。
ソデカラッパは、メスをガードするオスもいました。

 沖の方まで行ってみたのですが、さすがにまだサンゴは白化していません。
でも、見つかるのは殆どがキクメイシの仲間ばかりで、
暑さに強い個体だけが生き残っているのかもしれません。

 数少ないミドリイシ。

 タマガイの仲間が、二枚貝を襲っていました。 

 チドリミドリガイが砂に潜っていました。 ピンクの点々は、ゼリーに包まれたゴカイの卵。

 歩き回って見つけた生き物はこんな感じ。
年々、数も種類もどんどん減っています。
近年の異常な暑さでイノーが高温になりすぎて、
海草藻場の生き物が全体的に減っている可能性もあります。

 海岸には、バーベキューのゴミや、獲っただけで
食べずに捨てられたマガキガイやクモガイも…。
利用者のマナーは年々低下しているようです。