暑い日が続く中、7月の定点調査に行ってきました。

 陸上は、焼けたアスファルトの熱ですごく暑いのですが、
海に入ると南風が心地よい。水面は少し小々波立っていますが、
水の中が見えないほどではありません。

 暑い日が続いたからでしょうか。あちこちで、ハマサンゴが白化し始めています。
真っ白の群体は数えるほどですが、多くの群体は色が薄くなっています。
シコロサンゴの仲間?は、まだ元気。

 

 なお、生き物がほとんど見当たりません。ここのところの暑さですでに死んでしまったのか、
暑さを逃れて
穴の中にかくれているからなのか…。
大きな生き物では、ソデカラッパとオオイカリナマコが見られる程度。

 9日は日曜日でしたので、多くの方が潮干狩りや生き物採集に来ていました。
来年には橋も開通するので、利用する人々ももっと増えることでしょう。
生き物の獲り過ぎや、海草藻場の踏みつけなど、イノーの生き物への影響が心配です。