昨日 沖縄大学での講義が終了し、講師として呼んで下さった盛口先生(げっちょ先生)の研究室にご挨拶に行ったら、書籍をいただきました。
 げっちょ先生は、10年以上を費やして琉球列島の里山に関する調査・聞き書きを行ない、データを発表してきました。本書は、それらをテーマ別にわかりやすくまとめた内容です。

『琉球列島の里山誌 おじいとおばあの昔語り』盛口 満著、2019、東京大学出版会
”Natural History of Satoyama in the Ryukyu Aarchipelago” Mitsuru Moriguchi, 2019, Tokyo Univ. Press.

 私は今、プラスチックの代わりに使える自然素材を探しているところなので、プラの無い時代の沖縄の暮らしや文化は、大変興味深い。沖縄の植物が再度有効活用されるのは、素晴らしいと考えます。
 よく耳にするアダンやソテツ、シュロや各種のつる草など繊維植物の他にも、里山から得られる様々な恵が地域ごとにまとめてあり、読むのがとても楽しみです。

ありがとうございました!