○ ポイ捨てしない

 ・私にできることは、ポイ捨てしないことです。一人の意識が変わっても、沖縄の環境にはさほど影響はないのかもしれません。ですが、やるかやらないかが、重要なのではないかと思います。それと、身近な人にもポイ捨てを注意することも必要だと思います。高校1年の時の私は、ポイ捨てをする人間でした。ある日の帰り道、友人と歩いている道中で、菓子パンを開けてその袋を無意識にポイ捨てしました。すると友達が何も言わずに、僕が捨てたごみを拾うと「オレ ごみ捨てする人 キライなんだよね。」と言い、慌てて謝り、ごみを受け取り、ゴミ箱へ捨てました。この機をさかいに、私はポイ捨てをしなくなりました。それと同時に、身近なひとの注意はとても心に残ることを学びました。私にできることは、ポイ捨てしないこと、それと注意することです。

○ 身近なごみ拾い

 ・最近、落ちていたごみを拾ってごみ箱まで持って行って捨てたことがあったのですが、良いことをして気分もよくなったし、こういう小さなことからやっていけたらいいなと思いました。

 ・たまに、ジョギングしている時に、ごみを拾いながら走っている人を見かけるので、わたしもしてみようと思う。

 ・私はよく釣りをするのですが、今、釣り人の間でごみを持ち帰らない人が増えている。もちろん、自分のごみは自分で持ち帰る。その上で、もし、他の人がごみを残して帰っていたら、できるだけ他人の残したごみも持ち帰る。さらに、今、釣りをしているユーチューバーの方々が月に1回くらいのペースで、皆で集まり、海のごみを拾う活動を行なっているので、その活動にも、他人事と見ずに参加する。

 ・西海岸道路によくスケボーをしにいくので、そこで軽いごみ拾いを始めました。西海岸道路は海の隣にあり、海と近いことから、いろいろな人がよく来ます。そこでよく見る光景は、何かを食べ飲みした後のごみをそのまま置いていく人がいたり、タバコを吸ってそのまま吸い殻をその場に捨てていくなど、スケボーをしながらよく見ました。なので、せめて自分たちがよくスケボーですべっている周辺では、ごみが1つもないように意識してごみ拾いをやっています。もっと自分に何ができるか考えてみたときに、私のすんでいる地域周辺のごみ拾い活動に参加したり、住んでいるマンションのごみ拾い集会などに積極的に参加することなど、沖縄の生き物を守るために私ができることだと思います。

○ 情報を鵜呑みにしない、自分で調べる

 ・ごみを出しても、リサイクル率が高いので自然に負荷をかけない、資源が再利用されるから捨てても大丈夫と思って日々何気なくごみを捨てていた事が、実は間違ってたと知り、非常に印象に残ったと同時に、見たこと、聞いたことや得た情報を、そのままそうなんだと処理せず、その情報の詳しい内容や、裏にあることまでしっかり調べて考えることが大事なのだと感じました。見たり聞いたりした情報を考えることで、気づき、始められる小さなエコが、実は身の回りにはたくさんあると知ったので、それを日々意識して行動して行きたいです。

 ・ごみ問題は、予想以上にごみが多く、驚いた。3RはCMでよく見ていたので、リサイクルができるからペットボトルなどはごみにならないと思っていた。ペットボトルが自然になくなるまで、あそこまで時間がかかるとは思っていませんでした。

 ・生徒からの質問に対する答えの中に、「リサイクル可能」という言葉で、ごみを減らさなくても大丈夫と勘違いしている人が増えているという返しがあり、確かにそうかもしれないと感じました。

 ・講義で、ごみ問題の現状について聞いていなければ、知ることはなかったと思うので、何事も自分で調べた方がいいのかなと感じた。

 ・今は、インターネットが普及しているので、環境に良いもの、環境をよくできるものを検索し、すこしでも多く、自分にできそうなもの、例えば環境に優しい洗剤を使ったり、普段出るごみで作れるものを作ったりなど、自分にできることをすこしでも多くやりたい。

 ・生物の保全活動をするには、まず、自分自身の知識を豊富にしなくてはならないと感じたので、今私にできることは、知識を豊富にすることと、SNSを利用して共感を得た人とごみ拾いなどの保全活動をする呼びかけだと思います。

 ・サンゴの白化の原因がオニヒトデではなく、地球温暖化にあると知って、とても驚きだった。本やネットにも大きくオニヒトデのしわざと書いてあり、それが正しいと思い込んでいたが、なぜ白化するのか、そもそもサンゴとはどういう生き物で、どういった体の構造をしているかなどを知り、また知識の幅が広がるのを実感した。