○ 日頃から、自然環境や生き物を意識する 

 ・普段私たちは、ごみが道路に落ちてても「ごみか」くらいに思ってしまっていて、危機感を持っていないと言う話を聞いた。私は「まさしくそれだ」と思い、ごみが街に落ちていても、みんな素通りしてしまうので、みんなごみがある生活に慣れてしまっており、危機感を持てなくなっているなと思い、なんだか心がモヤモヤしてしまいました。

 ・コアホウドリやシーラカンスの体内からプラスチックが出てきた写真は、とても強く印象に残っています。私たちが普段何気なく使い、何気なく処理しているごみなどが、こうも簡単に生き物を殺せるのかと、大変恐怖しました。人が生きているだけで、他の生物を危険にさらしていると考えると、何事にも気をつけようと思うことができました。

 ・ポイ捨てなどをやっていなくても、私は知らず知らずのうちに、海ごみの問題に加担してしまっています。これは知らなかったでは済まされない問題だと感じました。これからは、無意識にやってしまっていたことを意識していこうと思います。例えば、公共のごみ箱があふれていたらそこには捨てない、使い捨ての物はなるべく買わないなどです。”知らないこと”も恐ろしいし、今まで無関心であった自分について反省する機会となりました。

 ・普段の生活で出すごみの量を、意識して減らすようにすることで、自然への悪影響を減らせると思います。これまで何気なく毎朝大学に来る前に1日1本買っては帰りに捨てていたペットボトル飲料を、水筒を買い、自宅でお茶を入れて持って行くようにすることで、買ったハズだったペットボトルごみを無くしたり、マイクロプラスチック の粒が入っている歯磨き粉から環境に配慮した成分で作られた製品に変えたりと、日々生活していく中で、使っている物を使うたび買うたびに、「これ」は必要な物かな?別のもっと自然に悪くない物はないかな?と、考える士官を設け、小さなことでも見つけるたびに変えていっています。

 

 ・沖縄は車社会であり、排気ガスにも気をつけたいと思う。急発進、急停車を繰り返すと、生き物にも悪影響だと思います。講義をうけるまでは生き物についてあまり考えたことが無かったが、私たちの普段の生活での何気ない行動が、生き物を傷つけているのだなと実感した。

 ・環境問題の全ては人間の問題であり、それを自覚していない人はたくさんいると感じました。この問題を克服するには、生物多様性に配慮した自然の再生活動だったり、ペットを最後まで責任を持って飼うことなど、当たり前のことをする、またそれを人に働きかける活動はできるのではないかと思います。

 ・DNAを魚や植物から取り出す”初めての実験”で、改めて、魚や植物も人間と同じように生きているものだと強く実感することができた。だからこそ、同じ生き物を粗末に扱いたくないし、これから先うまく共存して行けるように、自然や環境に関心を持って生活することが大切だと感じた。

 ・この講義を通じて、人間という生き物が、どれほどあまい世界で生きているのかと言うことを実感しました。天敵もいなければ、環境も整っている世界で、その場所を奪いながら生きているなら、他の生物を助けるのは当然だと感じました。ごみ拾いだけでなく、自然環境についてさらに学び、何をどうすれば生物と共存できるのか、考えたいと思う。

 ・東京の荒川をごみが埋め尽くしていた写真が印象に残った。とても驚いたし、悲しく思いました。一人一人が環境に目を向け、気をつけていたら、あんな事にならなかったと思うし、ごみを見て何も思わないのかなと疑問に感じました。

 ・沖縄のビーチの多くは人工ビーチで、ビーチを作るために海を埋め立て、土砂を流し入れ、台風や海流などで土砂はまた海に流れて行き、さらに土砂を入れるの繰り返しを行なっていると言う話が、印象的と言うか、衝撃的でした。最近辺野古の基地移設の問題で、赤土を使っていたニュースを見ました。それに対して海の環境や生態系への影響について抗議するのはもちろんいい事だとは思いますが、人工ビーチに対しても、あのくらいの抗議を行ってもいいのではないかと思いました。私たちの不利な物に対しては強い抗議をするが、ビーチなど娯楽などには一部は抗議を行うと思いますが、基地問題ほど大きくはならないのが現状だと思います。一つ一つの物事に対して、同じ環境や生態系に関わる問題として考えなければならないと感じました。