台風の後、何だかさわやかな日が続いていますね。
本土は猛暑??なのに、沖縄の方が気温が低くて過ごしやす?い。立秋を過ぎたから?
さて今日は、がらまんキッズスタジオの子どもたちと自然体験の日。
宜野座にある松田干潟に行って来ました。
まずは宜野座村文化センター・がらまんホールへ。
ここを拠点に、毎年夏休みに地元の子どもたちによる演劇ワークショップ「がらまんキッズ
スタジオ」が企画されています。
演劇だけでなく、いろいろな体験をする中で、ゼロから舞台を作り上げて行くユニークな
ワークショップ。
私たちはこれまで何度か、この中で自然体験のお手伝いをして来ました。
朝、ホールに集合した子どもたち。演劇講師のUさんから、今日やることの確認をしたら、
マイクロバスに乗って、松田干潟へ。
このスロープ、実は米軍演習で水陸両用車が使う戦車道!
そのすぐ下には、オキナワハクセンシオマネキが住んでいました。
一見、何もいないように見える、だだっ広い赤茶けた干潟ですが…
実は、一面ものすごい数の、ミナミコメツキガニが暮らしています。
カニなのに、ハサミは下向き、足は縦に並んで、前に歩く変わり者。
あんまりたくさんいるので、みんなつかまえ放題。
このカニが砂の中のエサを食べて歩いたあとの、砂団子が表面にびっしりです。
キンセンガニもいました。しかも、大きなオスが、小さなメスを捕まえ中。
これ、オスがメスの脱皮を待ってすかさず交尾をするために、ずっと捕まえて持ち歩いている…
台風後の流木もちらほら。先の曲がった枝と、干潟に落ちていたゴルフボールで、
砂に穴を掘ればゴルフができるよ!
2時間ほど干潟を歩き回ったら、ホールへ戻って今日のふりかえり。
Uさんから、一番印象に残ったものを各自で表現するように、と言われて…
まずは大人から…って、これは何かな??
やっぱり干潟の主役は?!カニを表現した子が多かったですね。
今日見たカニは、
ミナミコメツキガニ、コメツキガニ、オキナワハクセンシオマネキ、キンセンガニ、
ケブカガニ、オサガニの仲間、ソデカラッパの殻、タイワンガザミの殻。
これが果たしてどんな舞台表現の種になるのか、今年も楽しみです?。
スタッフのみなさん、そして参加した子どもたち、お疲れさまでした!