2013年12月14日

 

調査の概要は、あ〜まん海歩記でご覧ください。調査経路はこちら


 今夜はふたご座流星群のピークでしたが、あいにくの曇り空。月も雲の上でぼんやりと光っています。北東の風ですがそれほど寒くはなく、カニやナマコなど、たくさんの生き物を見かけることができました。明かりに浮かぶホンケヤリムシは、ことさら美しい。

 岩の上のヒトエグサは、場所によっては収穫サイズに成長し、その上では数ミリほどの小さなイソアワモチが食事中。水中には、様々な藻類が見られるようになりました。海草の表面にも褐色の糸状藻類が繁茂し、海草藻場に太い毛糸の束が並んでいるよう。サンゴポイントのキクメイシは元気になり、ポリプの触手を伸ばしています。北風が続いたせいか、イノーの中は全体的に砂が洗い流され、砂の下に埋もれていた礫や岩があちこちで露出しています。道路工事現場のすぐ側にあって、汚濁防止膜の中で長期間泥だらけになっていたはずのキクメイシモドキも、触手を伸ばして餌をとっています。