2017年9月6日

 

調査経路はこちら。 


 9月に入り、朝夕は涼しくなってきました。今日は風が吹き、水面はさざ波立っています。相変わらず、浅いイノーの中の小さなハマサンゴは殆ど白化し、イソギンチャクも白化したまま。ソデカラッパは、普通にみられるようになりました。礁原中央部にある浅い潮溜まりの中のキクメイシ類は、まだ白化ぎみ。
 沖のリーフエッジ近くで白化していたハマサンゴ類は、何となく紫色になっています。少し復活したのでしょうか。キクメイシ類の多くは、相変わらず元気です。

 8月から、藻場への出入りが大回りになり、道路下の通路を通る様になりました。この通路の周囲には、オカガニ類の死骸が複数あり、カニが安全に利用できるよう何か対策が必要です。イノーを利用する人が減ったのか、海草藻場では貝類が以前より多く見られるようになりました。このまま生き物が増えてくれるといいのですけれど。