2016年6月4日

 

調査経路はこちら


 昨日からの雨もあがり、今日は真夏のような日差し。ホンダワラ類の多くは葉が流失し、僅かに残った葉陰には、今年生まれたと思われる稚魚が群れています。コアマモは成長して茂ってますが、花やタネは見つけられませんでした。旧の5月1日が近いからか、あちこちにソデカラッパの脱皮殻が落ちています。脱皮したての軟らかいカラッパもいました。海草藻場には、ゴカイやギボシムシが作った白い砂の山が、どこまでも広がっています。

 今年はサンゴの白化が心配ですが、水通しが良い岸近くのコブハマサンゴの小型群体や、過去の白化から復活したヒメジャコは、まだ元気です。