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 あ〜まん海歩記のお引越し
2011/04/17
あ〜まん海歩記、しばらく長いなが〜いお昼寝をいただいておりましたが、
やっと重い腰を上げ、ブログ形式にて再開を目指しております。

実は、今までの日記は書きためておける容量が決まっていて、書き足すたびに
古い日記が消えていっておりました…

このサイトをサポートしてくださっているあきさんにお願いして、サイト構築に
疎いMにもできるよう、ブログページを組み込んで頂いた次第。
それがかれこれ半年前…。
すっすみません。

この半年の間に、結構いろいろなことがありました。

秋から沖縄大学で週一回の講義を持ち、佐敷干潟では重油流出事故があり、
年が明けて浦添・カーミージー横の土地利用ワークショップも始まり、親しい
仲間と「あ〜まんシアター」なるチームを立ち上げてひっそりと活動を始め(これ
は新ブログにて!)、そうこうしていた3月11日、東日本大震災…
この4月からは、カーミージーの「いつもの観察会集合場所」で、西海岸道路建設
に伴う埋立て工事が始まりました。

とてもとても、いろいろなことを考えさせられた半年間でした。
これから世の中が変わる…私達自身が変わり、本気で社会を見直さなければ。
そんな大きなことを思ったり。

すぐに大きなことはできなくても、それぞれに与えられた場所で、できることを
一歩ずつ。
この姿勢は保ち続けたいと思っています。

懲りずにお付き合いいただける方は、新しいブログ日記もよろしくお願いします。
http://www.shikatani.net/wp/
まだ慣れないので、更新がこまめにできないかもしれませんが、こちらも一歩ずつ
で続けていこうと思います。

写真は、4月2日に従妹の結婚式で東京に行った際の、モモ、ボケ、サクラ。
春ですね。どんな年にもどんな場所にもどんな人にも、春はやって来ます。

今まで長らく、どうもありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

しかたにMより、海より深い愛を込めて。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その7
2010/11/04
生き物が多く非常に楽しい海ですが、サンゴ礁なので有毒生物もいます。

とっても嫌なのを発見。ウンバチイソギンチャク(左)。真ん中の、砂色で
もごもごしたやつです。
ウンバチは「海蜂」…素肌に触れると、蜂に刺されたくらいの激痛という。
砂地やサンゴれきにまぎれて、よほど注意しないと気付きません。これが
いるなら、素足はもちろん素手でこの海に入らない方がいいですね。

サンゴ礁の砂地には海草も混ざって生えていて、そこにハナブサイソギンチャクが
いました(中)。これも触ると非常に痛い。
せっかくなのでOTVのカメラで撮ってもらいました。というのも、棒切れで
つつくと一瞬のうちに砂の穴の中に引っ込んでしまうのです。

ハナブサが引っ込んだあと、これに隠れていたイソギンチャクモエビが取り残されて
うろうろ。

きれいな海とは、いろいろな意味で上手な付き合い方をしていきたいです。が。
この海、やっぱり埋立て計画が…あるんですよねぇ。
http://www.nahaport.jp/image/pdf/201009kouwankeikakuzu.pdf
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-05_11745/
サンゴ礁を埋立てて「地球環境に優しいまちづくり」って、意味がワカンナーイ!

 浦添・西洲のサンゴ礁:その6
2010/11/04
無脊椎動物はまだまだいます。
オレンジ色の大型のカイメンがたくさん砂地に見られました。

あっウミウシ。イボウミウシの仲間。

クッションみたいなマンジュウヒトデ。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その5
2010/11/04
無脊椎動物もがんばってます。
ハマサンゴにはイバラカンザシ。

バッテンになっちゃったアオヒトデ。普通の5本腕もたくさんいました。

大きい!ハネジナマコ。
ナマコは他にも、クロナマコ、ニセクロナマコ、クリイロナマコ、シカクナマコ、
ジャノメナマコ。みんな大きかったです。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その4
2010/11/04
泳ぎながらふと前を見ると、デバスズメダイの群れ。

白黒でおしゃれなミスジリュウキュウスズメダイ。

イシヨウジ。ペアでいました。

他にも、ルリスズメダイはもちろん、クロスズメダイの幼魚、クロソラスズメダイ、
ネッタイスズメダイ、オヤビッチャ、フタスジタマガシラの幼魚、アケボノチョウ
チョウウオ、ミスジチョウチョウウオ、ウミヅキチョウチョウウオ、ダンダラトラ
ギス、サザナミハゼ、サラサハゼ?、ヒレナガハギの幼魚、ヤエヤマギンポ?、
ムラサメモンガラ、コクテンフグ。

サンゴが元気で、魚もたくさんいて、全体に「調子のいい海」という感じです。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その3
2010/11/04
ここのイノーは水深が浅く、エダコモンサンゴと思われる種類を中心に、枝状の
サンゴ群落が大きく広がっています。その中には葉状のサンゴもちらほら。

立ち上がった枝サンゴの根元を、まとわりつくように覆う別種のサンゴ。
おそらくサンゴ同士の空間争い…生存競争の姿です。

塊状のハマサンゴには、表面に魚による無数のかじりあとがついていました。
そう、ここは魚類もたくさん見られました。種類も多く、しかも、近づいても
あまり逃げない!いい海だな〜。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その2
2010/11/04
ここは釣りに訪れる人も多いらしく、釣り糸の絡まった枝サンゴがあちこちに
見られました。

中には、糸が絡まってから時間が経ち、糸をくわえこんで成長してしまった
サンゴも。釣り糸が骨格を貫通しています。

イカエギもいくつか落ちていました。とりあえず見つけたイカエギや釣り糸は回収。
糸の先には釣り針が付いて危ないので、気をつけて。

 浦添・西洲のサンゴ礁:その1
2010/11/04
今日は佐敷干潟から離れて、久しぶりに浦添へ。
OTVの取材依頼に応えて、西洲の埋立て地前の海に潜ります。

ここは、岸にキャンプ・キンザー前を通る西海岸道路が建設中。岸側の干潟は
少し埋め立てられますが、その沖側のイノーには海草藻場とサンゴ礁が広がって
います。

先日の台風の影響でしょう、水に入るとちぎれた海草の葉が茶柱のようにたくさん
浮かんで、不思議な景色。

そして、埋立て地の護岸のすぐ前に、びっくりするような枝サンゴの群落が
広がっています!

こういう景色は久しぶり。気持ちいい〜。

 今日の佐敷干潟と新開:その4
2010/11/03
続きです。
新開の水路のマングローブ林では、今日も壁面の洗浄作業が行われていま
した。油の吸着シートを水面に並べてから、壁を高圧洗浄機でブシッと
やります。

重油漏れ対策の専門家の指導もあったそうで、湯温は80度に設定してある
とか。あまり高温だと周囲の生物への影響の方が大きくなるので、それと
油を落とす効率との兼ね合いなのでしょう。霧状に散ったお湯は、ある程度は
温度が下がるだろうと思います。ここは住宅のそばで人目も多いし、見た目
重視かもしれません。シュガーホール裏は手作業で削り落とす方法をとる
ようです。

県内紙にも出ていましたが、新開のマングローブ林でえさ取りをしている
サギ類には、油汚れが付いていました。これはダイサギ。

 今日の佐敷干潟と新開:その3
2010/11/03
続きです。
新開側に行きました。
こちらも一見、干潟は通常通りなのですが、砂地の表面をよく見ると、そこここ
からわずかに油がにじんでいました。どうもゴカイの小さな巣穴からのようです。
砂の中に油が残っているのでしょうか。

階段護岸は、黒い油汚れの痕を丁寧に削ってありました。

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