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 佐敷干潟での活動記録                    更新: 2011年05月09日 2:06

 

▽最新の活動▽                                 ▲佐敷干潟に戻る▲


 

●2009年

 

 ○1月31日:Mは、佐敷干潟と遊び・学ぶしあわせまねきの会として、
     モニタリングサイト1000の国際シンポジウム
     「アジア・オーストラリアを渡る 水鳥たちのフライウェイ」 に参加。

 ○2月1日:Mは、佐敷干潟と遊び・学ぶしあわせまねきの会として、
     モニタリングサイト1000のシギ・チドリ類調査参加者が発表と交流を行う
     「シギチドリ類調査 モニタリングサイト交流会」 に参加。
     ポスター会場のパネルを借りて、しあわせまねきの会の活動を簡単に紹介しました。
     研究発表は学会の様にしっかりと運営され、しかも参加者のレベルが高い!

 ○4月25日佐敷干潟と遊び・学ぶしあわせまねきの会の主催で、佐敷干潟の観察会。
     参加者は少なかったのですが、今日は結構めずらしい生き物を観察できました。
      まず、いつもは吻(口の先のところ)だけしか掘り出せないタテジマユムシ
     体を見ることが出来ました。赤くてプヨプヨの胴体に、みなさんキャ〜〜!
     でも、干潟の泥の表面に溜まった有機物を食べて、干潟の砂をきれいに
     してくれる、いいやつなんですヨ。うっすら海水の残った砂地に、沢山生息。
      2番目は、参加された方が見つけたトラフシャコ! 15cm程度のまだ子どもで、
     手のひらサイズでしたが、それでもりっぱに黄色と黒のトラ縞模様。
     生き物の写真を「あ〜まん海歩記」に載せました。 4月25日のページを見てね。

 ○5月11日:沖縄の現状を視察に来られた「沖縄大問題ツアー」の方々を
     佐敷干潟にご案内。1時間ほどの短い間でしたが、干潟の環境の移り変わりや
     生き物の分布や変化について説明しました。内地の有名な干潟を見守って来られた
     大御所の方々から、シオマネキ類を見るのは初めて〜というお嬢さんまで、
     参加者の興味は様々です。観察終了間際、水たまりで動くキシメンを見つけた
     参加者のリクエストで、またまた掘ってみましたタテジマユムシ(4月25日を見てね)
     今日のは小さくて、蛍光ペンの軸くらいの太さで長さは3センチほどの個体が
     見つかりました。気持ち悪いといわれつつ、結構人気者です。

 ○5月30日:馬天小学校4年生の総合学習の準備として、担任の先生と一緒に
     佐敷干潟の状態を下見に行きました。
     生き物や環境の説明をしながら、しっかり2時間の干潟ツアー。

 ○6月17日:馬天小学校4年生の総合学習の時間に、海と干潟と人の暮らしの関わりについて
     お話をしてきました。佐敷干潟の生き物や干潟の役割、干潟の移り変わりなどを説明。
     次は子どもたちと一緒に、身近にある環境としての佐敷干潟を見に行きます。

 ○6月26日:馬天小学校4年生の総合学習で、子どもたちを佐敷干潟にご案内。
     開始直前に雨が降って心配でしたが、集合時間には雨もあがり、
     干潟には沢山のカニ達が出てきました。1時間ほど干潟を歩いて、泥の状態や
     カニを観察したところで急に冷たい風。白く煙る雨が近づいてきます。
     急いで海岸に戻り、泥で汚れた靴を履き替えたところでついに雨。
     お迎えのバスが来るまで雨宿りをしながら、観察した干潟の生き物についての
     質問にお答えしました。 

 ○7月31日NHK沖縄放送局の取材打ち合わせで、佐敷干潟の下見に行ってきました。
     朝9時なのに気温はもう30℃近く。でも、干潟を吹く風は涼しくて気持ちいい。
     シオマネキ類、マングローブ、ミナミコメツキガニ、タテジマユムシ、ヘラサギガイ....
     干潟の生き物は何度もリハーサルに付きあってくれないと思うので、
     どんな取材になるのか楽しみです。
     放送予定は、8月5日のナマからハイサイ! 夕方6時半ころから...だそうです。

 ○8月5日:お昼の干潮時、佐敷干潟でNHK沖縄放送局の取材がありました。
     撮影前にカメラの動きについての簡単な打ち合わせを行い、
     リハーサル無しの一発撮り。カニはリハーサルに付きあってくれませんからね。
     ヘラサギガイとタテジマユムシも無事撮影でき、雨が降る前に撮影終了。
     なお、今日の夕方放送の予定でしたが、台風のため後日放送となりました。

 ○8月19日:午前中、佐敷干潟と遊び・学ぶしあわせまねきの会主催の佐敷干潟観察会があり、
     講師として参加してきました。定員30名のところ、当日飛び入り参加の家族もたくさんあって、
     総勢50人以上で干潟をあるいて来ました。沢山の人に、干潟のカニもびっくり。
      シオマネキゾーン、コメツキガニゾーン、ユムシゾーンなど、
     岸から沖に移動するにつれて干潟の環境が変わって行き、
     そこに暮す生き物の種類や生態もどんどん変わるのがわかります。
      今日は初めて、内地のシャコによく似たシャコを見つけました。
     佐敷の干潟も年ごとに環境が変化し、それと一緒に生物の組み合わせも
     変わっているようです。

      「干潟を歩こう!」のタイトルで、佐敷干潟がナマからハイサイ!
     放送されました!

 ○10月3日:今日は一日、南城市ボランティア委員会等交流研修会
     「佐敷干潟と遊び学ぶしあわせまねきの会」の協力のもと、私たちが講師となって、
     佐敷干潟をご案内。心配していた雨もなく、予定通りに干潟の観察ができました。
     午前中はパソコンを使っての事前学習。干潟のしくみや干潟の生き物、
     干潟の役割、干潟と人との関わりなどを説明。
      お弁当をいただいたあと、実際に干潟に出てカニなどを観察しながら、
     干潟の環境の変化と生き物の関係について見てもらいました。みんな結構勝手に
     歩き回るので、泥に足をとられて動けなくなる学生が頻発。
     干潟を1時間ほど歩いてから、今度は海ごみを拾いながら岸に戻りました。
      ドロドロの手足を洗ってちょっと休憩したら、今日聞いたこと、干潟で見たこと、
     ごみを拾って感じたこと、これから地域で取り組みたいことなどを付箋に書いて、
     学校ごとに模造紙に張って簡単にまとめて発表してもらいました。
      ボランティアと言えばごみ拾い...というのではなく、人のこと、自然のこと、
     地域の人と自然の関わりのことなど、いろんなことに興味をもちながら
     地域の活動に取り組んでもらえたらいいな。

 ○10月5日:南城市ボランティア委員会等交流研修会に参加した生徒さんの感想をいただきました。
     
     ◎とても楽しかった。いつもは話を聞くだけだけど、今日は直接
      じぶんでさわって観察することが出来たので、いい経験になった。
     ◎佐敷干潟が5つの地帯で成り立っていることを知り、とてもおどろいた。
     ◎毎年環境がこんなにも変わるなんて、驚きでした。たった1回の
      埋め立てかも知れないけど、こんなに生物に影響を与えるとを知って
      これからはちゃんと考えないといけないと思いました。
     ◎ボランティアについては気負わないで、出来ることことをしたいです。
      まず、ビニール袋とか持ち歩いて出掛けるなど意識したいです。
     ◎今日学んだことを、家族にも教えたい。
     ◎海や川にごみを捨てないように気をつけて、家族皆で協力していきたいと思う。

      上記の内容以外にも、素直な意見がたくさんあったそうです。
     参加したみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

 ○10月28日佐敷干潟と遊び・学ぶ しあわせまねきの会8周年イベント
     「すえひろがりなお話会 さしきひがたの いま・むかし」にて、
     干潟の写真を紹介しながら、干潟の移り変わりやそこに暮す生き物のお話をします。
     11月23日〔月曜・祝日)、午後2時〜3時半まで。場所は佐敷の平田商会 Flowerです。
     詳しくはこちらのチラシをご覧下さいませ。

 ○11月23日:Mは、「しあわせまねきの会8周年のお話会」。

 

 

 

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