みなさんは、生ごみってどう処理していますか?
生ごみは毎日出るし、今の季節はすぐにいたんで匂いが出ますよね。

だからと言って…
 匂いが出ないよう、何重にも袋に入れる? → かさばるし、ごみが増える…
 燃えるごみの日まで、冷蔵庫に入れておく? → まさか!気持ちよくないし…

 毎日、畑にごみを持って行って埋める? → 畑は遠い or 畑がない…

しかも、生ごみは燃えるごみとして出すけれど、
 すぐに袋がいっぱいになるし、水分が多くて重たい! → 朝のごみ出しが面倒…
 ごみ出しの時に、汁が垂れそう! → 匂うし、掃除もいやだな…

 ごみ置き場が臭くなる! → ネコやカラスや虫も来る…

 そんな悩みを解決するのが、ベランダで簡単に作れる生ごみ堆肥」です!
キッチンのごみ箱に生ごみを入れないで済むので、臭くない!軽い!ごみ減量!
ベランダで処理するので、畑がなくても大丈夫!
匂いも出ないし、乾燥して小さくなる!
できた堆肥を畑やベランダで使うと、野菜の芽が生えて来る
 野菜を収穫できるかも?!

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オレガノの鉢に生えたピーマン

でも、どうして生ごみが堆肥(有機肥料)になるのでしょう?
 自然の土の中に暮らしているカビや菌類が、野菜や肉を食べて分解します。
 土やカビ・菌類は特別に購入する必要はなく、どこでも近所の土で大丈夫。
 自然の森では、落ち葉や生き物の死骸が菌類や虫によって分解されて、
  木々の肥料になっていますよね。

菌類が野菜や肉を分解するとき….
水分が多く、酸素が少ないと、臭い匂いを出すカビが増えて、腐敗 します。
水分が少なくて、酸素がたくさんあると、善玉菌やカビが増えて、発酵 します。
私たちが善玉のカビや菌類が増える手伝いをすると、
生ごみは発酵して、どんどんかさが減って堆肥になります。

 それではいよいよ次ページから、堆肥の作り方です。