去年から今年にかけて、沖縄大学で生物保全 I・IIと
環境概論の講義を担当しました。
先日、後期の成績を報告し終えて、やっとひと段落。

 授業では毎回、出席確認のために
「講義内容についての質問」を

最後に提出してもらっています。
TVで見た事への質問等もありますが、

全ての質問は次の講義の始めに解説してから、
講義の本題に入ります。

 最初は、「海には遊びに行かないけど、
海が無くなったら何かデメリットとかあるの?」
なんて質問もありました。
「海」は、「遊び」のカテゴリーの一つ、
という認識でしょう。

でも、自然に限らず様々な質問に答えることを
繰り返す中で、自分の知らない事の多さに気づいた様子。
そして、自分が暮らす沖縄について、
少しだけ意識が変化したようです。

 最後の授業が終わったあとの感想を、
いくつかご紹介しましょう。

■生物保全 IIの感想
 ・生物の保全は、直接私たちの暮らしに
   つながっている。 

 ・身近にある海や生き物のことについて、
   何も知らなかったんだなと思った。

 ・自分一人ができることは少ないかも
   しれないけれど、それを全ての人が意識して
   実行すれば大きくなると思うので、

   できることをできるだけ続けていきたい。