4月の初め、Mは東京に帰省しました。

桜がほんとうに見事で、この時期の帰省は嬉しい。

で、今日はそのときの花の写真を使いつつ、

内容は全然違いまする。

 

沖縄に戻った後、ボーイスカウトの海の観察会の打合せで友人宅へ訪れたMとN。

そのお部屋のテーブルには、カラーセラピーのボトルが並ぶ。

……あれ?打合せは?

「予定の日、みんなシーミーが重なっちゃって!」

あらら〜……じゃ、今日は?

「いい機会だから、カラーセラピーのモニターになって!」

えっえぇ〜  ( ^ o ^ ;;)

というお話。

 

写真は両親と見に行った、甲州・慈雲寺のイトザクラ。お見事。

 20150406_1

 

この友人、pyoさん

ボーイスカウトのリーダーさんであると同時に、スピリチュアルなセラピストさんでもある。

TCカラーセラピー というのがあって、色のもつ生理的・心理的な意味や効果を用いて

カウンセリングをするというもの。実はMも数年前、対人関係や将来のことなどで悩みを持つ

友人や生徒達に接する際のヒントになるのではないかと、pyoさんからこの1日講座を

受けたことがあります。

 

で、pyoさんが新しく受けて来た「ヴィジョン・スパイラル・ワーク」のモニターになって!

とおっしゃる。

へぇ〜、なM。ややびびりめのN。

 

菜の花と桃の花。これも甲州にて。黄色とピンクと緑…春ですね。

20150406_4

 

さて、なかなか面白かったです。

TCカラーセラピーでは14色使うんですが、それぞれの色に、その色のもつ意味合いの言葉が

複数当てられています。

このワークは、気になる色を選び、さらにその色の示す言葉の中からピンと来るものを

「自分で選んで行く」ことで、自分の価値観をはっきりさせて、例えば仕事の方向性などで

もやもやしているときに、自分の中にある、まだ言葉や形になっていない思いに気付いて

具体的に動けるようにしていこう、というものかな。

自分でこれ!という言葉を選ぶので、お告げや占いじゃない、という所がミソ。

 

「ま、お二人は仕事で向いている方向がはっきりしてる…とは思うけど(笑)」そっそうですね。

 

最初に、潜在サイクルパターンというので、カラーボトルの中から自分の気になる色を

順に4本選ぶ。これが春夏秋冬に対応し、同じ色でも意味合いが少しずつ変わる。

春は種まき。ここで私が選んだ色の意味が自己実現。夏は可能性にチャレンジ。

秋の収穫期に得られるのが共生や協調性。冬は、次のサイクルへの準備…自由や冒険、でした。

 

そのあと、価値を見つける14の質問、というものにささっと答えて行く。

自分が周りに伝えたいこと、普段思うこと、自分がお金を使っていること…

なるほど、こうして具体的に考えて行くと、自分が意識・無意識の中で何に基準や価値を

置いているのか、けっこうよく見えてきます。

で、その中で何度も繰り返し出て来る言葉は、その人のキーワードなんですね。

 私はやっぱり、海、自然。

 

その後の、最後のワークが面白かったです。

またカラーボトル14色の中から、直感で気になる4本を順に選ぶんですが、

 最初に選んだのと全然色が違う! あっれーなんでかな。

で、それらの色の意味の中から選んだ言葉が、

春:純粋 → 夏:リーダー → 秋:信頼 → 冬:深める

pyoさん「最初の4本はどれも外向的な色だったの。でも、今度のは全部内向的。

これからは、自分の中に向かって深めて行くんだね」 へぇ、へぇ〜…

なおかつ面白いことに、MとNの選んだ色はほとんど重ならない。

しかも、外向き・内向きが、互いに逆転。

「だから二人でバランス取っているのねー」 ほうほう。

 

甲州の5分咲き桃畑。あでやかです。

20150406_7

 

一通り終わった所で、モニターとしての感想。

色を選ぶだけでなく、その色のもつ複数の言葉からピンと来るもの選ぶのは、

けっこう面白いです。もやもやが、さーっとクリアになって行く感じ。

普段、気恥ずかしくって自分のことに対しては使わない言葉たちでも、

これだと選べるというか、目指しているのはそこなんだ、と「思っていいんだ」と思える。

 

 進学とか就職とか、あるいは社会人や家庭人を長くやっていて、新しい方に一歩踏み出すのを

ためらっているような方々にはいいかもしれません。

 

pyoさんもおっしゃっていましたが、基本的に20〜30代くらいの女性をターゲットに

メニューが組まれているようで、14の質問で描かれているイラストも女性向け。

少し年上だったり、男性がこのワークを受けるときは、絵のイメージは自分に合わなくて

かえってじゃまかも。

また、もっと大きなビジョンを秘めている人にも、イラストがあることで

かえってそのイメージを普通の社会生活の枠の中に留めてしまうかもしれません。

 

ついでに言えば…カラーボトルの「ゴールド」ってオレンジとの区別が難しいですね。

金を、水溶液で表すのは無理があるのかなー。

pyoさん自作の「消しゴムボトル」はすごくかわいくて、選びやすかったかも。

 

ひょんなタイミングで2人分のモニターを受けさせてくれたpyoさん、

ありがとうございましたー。 (^.^)/

次の機会には、ちゃんと海の観察会しましょうね! 

 

これは実家の庭の桜。真っ白もきれい。

20150406_8