教育センター2階にある野鳥観察コーナーはとても広く、設置されている望遠鏡にはボランティアさんが1人づつついて、鳥についての詳しい説明を行っていました。側の壁には、野鳥についての最新情報が記載されています。 

 センター内には、野鳥観察コーナーの他にも湿地の生態系や環境についての展示もあり、それぞれの場所にボランティアさんが数人いて、来館者に説明を行っています。午前と午後で説明する人が入れ替わっていたので、どれくらいのボランティアスタッフがいるのか聞いたところ、センターに登録されているボランティアさんは300人以上いらっしゃるとのこと。地元の自然環境を守る活動について、市民の意識の高さが伺えます。

 これは、公園内の散策路の途中にある、湿地の生態系を紹介するミニシアター。ここでも、ボランティアスタッフさんが活躍しています。

 第20屆臺北國際賞鳥博覽會には、バードウオッチングが好きな一般の方々も、たくさん参加していました。

 ゆるキャラも会場内を歩き回り、公園の来場者は一緒に記念写真を撮ってました。

 こちらは、イベント期間中に私たちをサポートして下さった、運営スタッフの蔣 學萱さん。通訳としても、様々な場面で助けて下さいました。ありがとうございました!

 

 なお、たくさんの人が参加する会場には、あちこちにごみ分別のブースがありました。ごみの分別用のダンボール箱は、左から、ペットボトル以外のプラスチック、ペットボトル、缶と瓶、紙ゴミ、右端は生ゴミなどの一般ごみ。
 そして、スタッフのお弁当は、ゴミが出ないようにステンレス製の弁当箱! この丸い弁当箱は台湾では一般的らしく、あちこちで使われているのを見かけました。台湾ではすでにプラスチックの弁当箱が禁止されたそうで、数カ所で食べたテイクアウトのランチや朝食は、みんな紙の箱に入っていました。やろうと思えば、使い捨てのプラスチックは減らせる。日本の環境政策は遅れてるんだな〜と実感しました。ちなみに、今回のように環境意識の高い方々の集まりでは、みなさんマイボトルとマイ箸を当たり前のこととして持参していました。

 2日目につづく…