大浦川に新しくできた木道を使った観察会が、地元の子ども達を対象に行なわれ、
生き物や自然のガイドに行ってきました。
今日の講師は、しかたにNと、OISTのハゼ博士、M先生です。
まずは、始めの挨拶。そして、カニパズルに挑戦する参加者のみなさん。
最初にNが、海やマングローブ、川や干潟と人との関わりについてお話。
続いてM先生が主にハゼを例に示しながら、川の魚達の暮らしや分布についてお話。
ボウズハゼの吸盤について説明するM先生と、ボウズハゼ。
お話のあとは、木道を歩きながら、魚やカニを観察し、川で投網を打ったり
手網でカニを捕まえたり。子ども達は、初めて見る生き物ばかりだったようです。
川面を流れるマングローブの落ち葉と、それに似せて流れるマツダイ。
木道からは、マングローブ林が観察できます。ここには、オヒルギが多いですね。
木の根元の水たまりには、ゴマホタテウミヘビ。 投網を投げて見ると…
いろんな種類の魚がとれます。みんな、興味津々。
M先生が、それぞれの魚について丁寧に説明してくださいました。
(魚類の採集ならびに投網等の使用については、名護市の許可を得て実施しています)
捕れた魚は、こんなかんじ。手前にいるのは、アマミイシモチ。石をもってます。
子ども達も、何か見つけたようです。脱皮直後で軟らかい、大きなノコギリガザミでした。
部屋に戻って、ふりかえり。こんなにたくさんの生き物を見つけることができました。
午後1時〜6時までの5時間、みなさんお疲れさまでした。
地元の方からは、昔のマングローブのお話を伺うことができ、
子ども達にとっては、たくさんの新しい発見があったようです。
大浦川には、まだまだいろんな種類のいきものが、たくさん暮らしています。
これからも、きれいな川が守られるといいですね。