午前中、漫湖水鳥・湿地センターの「カニ博士の部屋」で
カニを解剖しながら、カニの体のつくりを説明しました。

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 センターの周囲から集めておいてもらったタイワンアシハラガニを使って、
カニの脚の形や動きから、彼らの暮らしぶりを紹介します。

 カニのハサミは、脚が変化してできていることや、
口にもたくさんの脚があること、お腹にも脚があって
オスとメスでは形もはたらきも違うこと…などなど。
お話しをしつつ、自分で解剖しながらたしかめてもらいました。

 予想外にたくさんの脚があって、それぞれ使いかたが異なることに、
みなさん驚いていましたよ。

 カニ博士終了後、急いで片付けて、午後は玉城青少年の家へ。
結塾 J & S のフィールドワーク、海の生き物観察の事前学習です。

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 今回は小学生が対象。沖縄のまわりで見られるサンゴ礁や干潟、
マングローブや海岸植物などについて紹介したあとで、
海で出会う危険生物のお話し。
 海では、知らないで生き物を触ったり踏んづけたりして怪我をすることもあるし、
毒のトゲで刺されたりした時の対処法も生き物によって異なります。
予備知識として危険な生き物を知っておくことは、とても大切なんです。
そして、危険をさけるための準備や服装も、理解しやすくなります。

 さいごに、海で生き物を観察するときの3つの約束
  1、知らない生き物には、さわらない
  2、ひっくり返した石は、元にもどす
  3、つかまえた生き物は、もってあるかない
を確認して、今日のお話しは終了。
質問コーナーでは、深海の生き物やマングローブについての質問がありました。

 いよいよ明日は海歩きです。