今年初めて、台風(13号)が沖縄の近所を通過して行きました。
(すみません、台風↑の番号を間違えてました。)
次の写真は、6日の朝の状況。風が強くて波が高いな〜と思いつつ外出。
夕方に帰ってきたら、家に近づくにつれサトウキビは風で倒されているし、
街路樹の枝も折れたり、バナナが倒れていたり…。
台風対策をしないままのベランダは、植木鉢が倒れ、
植物の葉っぱが飛ばされて枝だけになっていたり…。
熱低は発達して台風13号になり、昼過ぎには突風が吹いたのだそうです。
幸い、ベランダの物は外に飛ばされていませんでした。
7日になると、早朝から大雨。午前8時前には大雨土砂災害警報が発令されたようです。
その後も断続的に雨が降り続き、午後4時ころにはイノーの中にはっきりと、
泥水の流れが確認できました。
奥武島の向こうには、雄樋川などから海に流れ出た泥水が、
帯になってサンゴ礁の沖合に伸びているのも見えます。
南城市では、午後6時までの24時間に190mmの雨が降ったそうです。
海水温上昇によるサンゴの白化〜死滅が心配でしたが、台風の通過で海水がかき混ぜられ、
海面温度は少し低くなっただろうと思います。
でも、海に流れ込んだ泥は水中の光を遮り、サンゴの成長に悪影響をおよぼすはず。
一難去ってまた一難。
近年は台風が強力になる傾向にあるので、今後もこのような状況は繰り返されるでしょう。
農地からの表土流失対策を改めたり、工事などで土地がむき出しになった場所では
雨カバーや排水溝を整備して雨水が土を洗い流さない工夫をするなど、
新たな対策が必要になると思います。
もちろんこれと並行して、強力な台風を生み出す地球温暖化の元を止めることも
忘れてはなりません。