• 沖縄の生物を守っていく為に私ができることは、ごみをなるべく出さないようにする、沖縄県産ものを積極的に消費していくことではないかと思った。海岸や干潟、マングローブ林にあるごみは、その場にポイ捨てをする人達が原因と思っていましたが、実際はそれだけではなく、私たちが住む場所から雨などによって流されてきたものだと知り、驚きました。今あるごみを減らしていくのももちろんですが、私たちが消費していらなくなったペットボトルやお菓子の袋、弁当の容器などを出さないように、水筒を積極的に使う、コンビニや弁当屋で毎日弁当を買うのではなく、自分の弁当箱に弁当を作るなど、ごみの元となるものを出さないように、一人一人が心がけていくことで、少しずつ皆の意識が変わり、環境も良い方向に向かって行くのではないかと考えた。さらに、4月から教員になるので、担当する学年のレベルに合わせて授業を行う、またはクラス全体で保全活動に関することをできる範囲で行っていくと、次の世代へとつなげていくことができるのではないかと思う。身近なものを使い、児童に興味・関心をもってもらう。楽しく活動することで、継続できるようにする。出前授業を依頼し、児童により専門的な知識をつけてもらうなど、様々な工夫をすることができる。私の代までで良いやではなく、次につなげていく活動をすることが、自分にできる中で最も大切なことだと思う。

• ごみ拾いをしたり、ポイ捨てをしないなど、行動に移すことも大切だが、まずは、沖縄の自然や生き物の現状や知識を知ることだと考える。私はこの講義で、沖縄の生き物や、外来種という存在、日本の環境問題など、全く知識が無く、どれだけ無関心だったかを実感させられた。私たちが何気無く過ごしている日常生活の中で、出されるごみがどれだけ自然や生き物を苦しめているかということなどを、強く痛感させられた。確かに、ごみを拾うことは、ごみを分別すること、無駄な電気や電力は使用しないことなど、小さいことからでも行動してみることも大切だ。しかし、その行動に対して、目的や意味を持つことが、とても大切だと私は考える。「どうしてごみを拾うの?」「地球温暖化が危ないから」、「どうして沖縄の生き物を守るの?」「沖縄にいる生物だから」。これだけでは、目的や意味を持って行動しているとは言えない。なぜ地球温暖化が進むといけないのか。地球温暖化が進むと私たちに、生き物に、どのような影響が及ぼされるのか。沖縄にいる生き物であれば、すべてが沖縄の生き物なのか。このように、自然や生き物、そして私たちにどのような影響や被害があるかを知ることで、もっと一人一人が深みのある、そして意味のある環境問題や生物の保全への取り組みができると考える。