10月29日は、フィールドワーク。第20屆臺北國際賞鳥博覽會に参加された方々と一緒に、新北市烏來區にある內洞森林遊樂區に行ってきました。

 ここは、台北市を流れる淡水川の上流。川沿いの散策路を歩きながら、台湾固有の鳥達を観察することができます。散策路の入り口の建物には、この地域の生態系について、簡単な説明がありました。つい最近、災害から復旧してオープンしたばかりだそうです。

 まずは、ガイドの方の説明を聞いてから、川に沿って上流に向かいます。

 ガイドさんの説明で、みんな一斉にカメラを向けているのは…、ルリミノキの仲間。西表島でも、この仲間を見ることができます。

 さらに歩いて行くと、発電用のダム。この近くには、いくつも発電用のダムがあるそうです。この時、このダムの向こう側に見える山では、上流に向かって5羽ほどの臺灣藍鵲が優雅に飛び交っては、木の枝で羽を休めていました。

 臺灣藍鵲を追いかけていたら、大きなワシを発見。たぶん、台湾名で大冠鷲。ここでひとしきり、みなさんで撮影タイム。ワシの右上、2〜3m奥の枝に、臺灣藍鵲がいるのがわかりますか?赤い足と長い尾が見えます。