野良猫との付き合い方って、けっこう難しいんです。
夏前、とあるアパートに現れるようになった1匹の猫。
たぶんどこかで飼われていて、捨てられたのか。
とても人懐っこい成猫だけれど、すごく痩せていました。
あっこれは、昨夜の那覇のレストランのカプチーノ。
かわいーい…
でも今では…
ご飯もお家ももらえています。
秋の台風前に、外で子猫を1匹生んで、
結局だめだったようでした。
アパートの人達がエサをあげるようになって、ごみも荒らさず、
人と共存できるようになってはいたけれど、
子猫を生んで増えてしまうと、また問題が起きるかもしれない。
どこでも、猫にはこの問題がつきまといます。
それで、エサをあげて人が面倒を見始めるのなら、やっぱり
バースコントロールもしてあげないといけないんですね。
宜野湾の大山にある、ケルビム動物病院。
犬猫保護の活動をしているNPOが母体の病院です。
ここで、避妊手術をしてもらいました。
通常2?3名の医師で行なうという手術も、
コストを下げるためにと、ここでは1人。
でも、丁寧に説明をしてくださる、とても好感の持てるお医者さまでした。
手術でおなかを縫われて、1週間カラー(えりまき)をつけなくては
ならなかったけれど、猫、がんばってくれました。
アパートのこどもたちに、チェリーと呼ばれてかわいがられています。
しっかり太ってきて、もう大丈夫だね。
チェリーは、地域猫のような存在になれればいいのかな。
これからは、他の野良猫がエサを横取りに来ないように、
また他の人間が、新たに猫を捨てに来ないように、エサの放置をしないように
して、ときどき掃除をしてあげたり。
(野良猫にエサをあげる人がいると、面倒を見てもらえる場所、と思って
捨てにくる人が出ることも…。)
動物病院のカウンターに、「のらねこ学入門」という冊子が置いてありました。
野良猫をどうしよう…あるいは、新しく猫を飼おう、という方には、
この情報が参考になるかもしれません。
サイト:のらねこ学入門
冊子:のらねこ学入門