今日は、金武のアカシ海岸で、地元の子どもたちと一緒に海を歩いてきました。

最初に室内で、沖縄の海の特徴や、海の危険生物、観察の時のやくそくなどを説明してから、海岸に移動。

一見、何もいない泥っぽい砂浜〜干潟なのですが、干潟の表面にはゴカイの穴が無数にあり、大型のギボシムシの砂山もちらほらあります。

ここは、嘉陽層起源の砂や、億首川から運ばれた砂泥、沖のサンゴ礁から打ち寄せられたサンゴ砂などが混じり、独特な雰囲気の砂浜海岸となっています。

泥っぽいのに、岸近くにはクロナマコやフタスジマナコ、ナガウニ類も見られます。
少し沖には、海草藻場も見えますが、今日はそこまでは行かず、波打ち際を散策。

砂浜の所々から地下水が湧き出ていて、金武の街の中を流れる地下水が、この海岸にもつながっているのかな?

最初は干潟に興味を示さなかった子どもたちも、1時間半ほど海を歩いたら、目が慣れてきて、いろいろな生き物を見つけられるようになりました。

沖縄ネイチャーオフィスのTさんならびにT先生、名桜大学のKさん、そして、合同観察会の事務局を担当している並里公民館のKさん、ありがとうございました。