フリースクールと夜間中学校を運営している珊瑚舎スコーレで、
今日は1年間のまとめの日。学習発表会「うりずん庭」です。
Mが講師をしている自然講座から、今年は「波打ち際博物館」の展示と
「生徒が作る授業」の発表がありました。
「波打ち際博物館」?は、スコーレ昼間部が毎年行っている海辺の活動。
いつもは夏の発表会「まにまに祭」で行うのですが、今年は冬に移動してきたので、
冬場でもできる活動…と考えて、砂浜をテーマにしてもらいました。
南部のビーチを回って、その 砂の様子の違いをポスターで。
さらに、砂を顕微鏡で観察して、気に入った砂粒を取り出し、来場者にも
見てもらえるようにしました。
こんなふうに、見やすいように解説付きで!
ついでにサンゴの骨格標本も展示。
そして、「生徒の作る授業」の発表がはじまりました。
最初は、「サンゴについて」 。
大人でもなかなか理解しにくい、サンゴという生物について、
さらに、熱帯の海におけるサンゴ礁の役割や、オニヒトデとの関係について
写真や自作のイラストを使っての発表、とてもよくまとまっていました。
話し方も丁寧で聞きやすく、ばっちりでしたよ?
続いては、「イソアワモチについて」。
イソアワモチが大好きになってしまった生徒の、愛情あふれる授業。
自分の観察や、フィールドでの写真・動画も交えて、
さらには本物を最後に見せて、
見て聞いて 興味あふれる発表になりました。
こちらもよくまとまっていて、面白かったです!?
今年は出席人数が少なかったりして、うまく講座が進められない時期もあったけれど、
最後にこのがんばり、Mはとても嬉しいです。
来年度は、もっとみんなに興味を持ってもらえるような、そして
学校に来たい、授業を受けたいと思ってもらえるような、楽しい講座を作っていこうと
心に誓うのでした。
みんな、おつかれさまでした。どうもありがとう!