Mは毎週、珊瑚舎スコーレの自然講座を受け持っているのですが、
今日は平和講座のKさんと合同で、南部フィールドワーク。
Kさんやスコーレの生徒たちと一緒に、糸満市の大度海岸に行きました。
外は、もはや真夏の暑さ。
熱中症にならないように、帽子やタオルで頭をカバーして、いざ海へ?!
浅瀬に出てすぐのところで、スコーレのEさんが早速大物を発見!
ハチジョウダカラ。やや洋梨型の殻とバンド状の模様から、まだ若い個体だと分かります。
潮だまりには、みんなに人気のルリスズメダイ。いつ見てもきれいです。ちなみにこれはオス。
気付くと、私を追い越してずんずんと沖の方へ歩いていく生徒たち。
スコーレのメンバーはたいていみんな、フィールドが大好き。
生徒のYちゃんが小さなすくい網で追い込んでつかまえた、フトユビシャコ。
パッチン!と派手な音を立てていました。
他にも、台風で浅瀬に打ち上がっちゃった?マンジュウヒトデを見つけました。
ケブカガニや、イソアワモチや、キイロイガレイシガイや、いつものメンバーも健在。
この日歩いた一番沖側のサンゴ礁の景色。何度訪れても飽きることのない眺めです。
このあと、岸に戻って水分補給して、平和講座のフィールドワークへとバトンタッチ。
Kさんの案内で、健児の塔、梯梧の塔、白梅の塔を回りました。
後で思い出したこと…今日は海岸に来るなり生徒達が「海の匂いがする?」と言ってました。
サンゴ礁の海は海藻類が少ないので、いわゆる磯臭さはあまりしないのですが、
時々、一種の生臭さを感じる日があります。例えばそれは、サンゴの産卵の日。
今週の木曜日は満月。サンゴに限らず、海の生き物の繁殖シーズン到来!かもしれません。