Mが琉大の非常勤で講義に出かけている間、
Nは今月分の?定点調査?で浦添のカーミージーへ。
午後2時、最も暑いさかり …
護岸の下の干潟には、ルリマダラシオマネキ。巣穴から出てお食事中。
こういう場所に住む生きものたちは暑さに強いですねぇ。
さて、道路工事現場の近くは相変わらずシルトが溜まって、
生えている海草も緑色が見えないくらいにシルトで覆われています。
定点調査はいつもの場所で、いつもの方法で。点々と並ぶ岩が目印。
アオウミガメの食みあとは今日もたくさん見られました。
カーミージー名物?、黄色の鮮やかなキイロダカラ。
ゴカイの卵嚢ゼリーもまだまだあります。
少し沖に歩くと、水が澄んで海草も青々。
工事の影響は、とりあえずは岸沿いに水が流れる範囲でとどまってくれているようです。
ケヤリムシの仲間。インドケヤリ?
ゴマフイモ。イモガイの中ではよく見る種類ですね。
潮だまりにはいつもの仲間たち、ルリスズメダイにオヤビッチャ。
砂にまぎれてじっとしているのは、サメハダヒメガザミ、かな?
しかし、今日もいいお天気ですー … 暑い!??紫外線が強力?
最近は海を歩くのに、偏光のサングラスが手放せません。
水中で見る、オオイカリナマコの触手。体の動きはゆっくりでも、
この触手の動きはなかなか速い!
海草の葉上の住人たち。
クサイロカノコに、
フトコロガイの仲間、
キンランカノコ。
あれ、ずいぶん葉っぱがかじられてる?
やっぱり葉上の藻類だけでなく、海草本体もかじっているのかなー。
海草の間を動くもの … カワハギの仲間、フチドリカワハギ。10cmくらい。
<業務連絡> 港川小Tetsu先生がご覧になった、「薄っぺらくて、こんなこ?んなして泳ぐ魚」
って、これでしょうか?
砂地にすり鉢状の穴が空いて、そこから顔を出しているものが …
ウミヘビ … と言っても、爬虫類のウミヘビではなく魚のウミヘビ科の一種。
国立科学博物館の?魚類写真資料データベース?の、この写真の種?とよく似ています。
でも、魚類分類の専門家が揃う科博で同定できていないんだから、珍しいのかな?