今年の11月に行われる「全国豊かな海づくり大会 ?ちゅら海おきなわ大会」の
プレイベントのひとつ、「美ら海子ども楽校」の本番がやってきました。
今日は朝から暑?いほどの良いお天気 …??お日様もう少し手加減してー …?
まず集まったのは、糸満市潮崎町の南浜公園。
集まってくれたのは、海洋少年団のみなさんと、浦添市立港川小学校の4年生有志!
では、当日の様子をレポートしましょう?。
※7月27日付け?沖縄タイムス?にも記事が載りました!みんな見て下さいね。
ここで行われた、全国一斉海浜清掃の旗揚げ式に参加したんですが、
暑い日差しのもと、アスファルトの上で来賓挨拶を聞いてる子どもたち …
一緒に聞いてた私たちも暑い??
水筒がもう空っぽになった子もいましたねー?
挨拶のあとは海づくり大会のキャラクター、アバサンゴ君登場。
アバサー(ハリセンボン) + サンゴね。
アバサンゴ体操を踊っていましたー。
で、式典が終わったら、10分ほど護岸沿いを歩いて自然海岸の方へ。
南浜の人工ビーチはごみが少ないので、こちらにやって来ました。
今日はごみ拾いをしつつ、浜で見つけた「何か気になるもの」を一緒に拾ってね、と説明。
要するに、漂着物探し、です。
さぁ、ごみがたくさん落ちています?。
よし、拾いに行こう!
大人にももちろん、率先してがんばってもらいます。
だってこのごみ、子どもたちが出したわけじゃないですしね。
ごみと漂着物、拾えたかな?
小一時間がんばって、ごみ拾いをしたら記念撮影。
帰り際の浜、うわ?ほんとうにきれいになってる!!
落ちているのは流木や打ち上げ海藻などの自然物ばかりになりました。みんなすごーい。
さてそこから、バスですぐ近くの糸満市役所へ。
会議室でお昼のお弁当をいただいたら、
午後の学習会「波打ち際の博物学」の始まりです。
海岸のごみにはどんなものがあるのか、
それはどこから来て、そのまま浜にあるとどうなるのか、
沖縄や日本のごみはどこへ行くのか …
そして、ごみと一緒に打ち上がる様々な漂着物の説明をしてから、
自分たちの拾った漂着物を、陸のもの、海のもの、植物、動物、鉱物、人工物 …
というふうに分類してもらいました。だから「博物学」!
そして、何か面白いものを取り上げて、それが何で、どこから来て、
そのまま浜にあるとどうなると思うか、考えて発表してもらいました。
さて、私たちのワークショップ担当はここまで。
これまでの活動について感想を書いてもらったら、次はそこから琉歌を詠んでもらいます!
その琉歌づくりの先生は、ラジオの民謡番組で有名な上原直彦さん。
八八八六の文字数に入るように、みんなで指折り数えながら言葉を練って行きます。
できたら先生に見せてアドバイスをもらいつつ、
時間の最後に、では発表したい人ー?と声がかかったら、
ハイハーイ??とたくさんの手が。港川小のみなさんの元気のよいこと!?
みんなで、自作の琉歌を発表して行きました。
中には、聞いている大人たちが思わずどよめくような、素晴らしい歌もあり。
最後に、無作為に当てられた子の琉歌をボードに書き出して、
みんなで「てぃんさぐぬ花」のメロディー ?をあてて歌ってみました。
文字数が一緒だから、歌えるんですねー。
このやり方、なかなか良いなーと思いました。
おしまいには、海洋少年団の女の子たちからお礼のあいさつ。
でも、今日は子どもたちが暑い中がんばってたくさんのごみ拾いをしてくれて、
浜がひとつ、すっかりきれいになっちゃったから、
本当は大人の方がみなさんにお礼を言わなくちゃいけませんね!
みなさん、どうもありがとう!?
この日の琉歌から選ばれたものが、ウチナーグチに翻訳され、
11月の全国海づくり大会の本番で、代表の子どもたちによって発表される予定だそうです。
どんな歌になるか楽しみですねー。