今日も、良いお天気。
お盆3日目、ウークイ。ずっと晴れて良かったですねぇ。
今日まで海には出られません … ので、県立博物館・美術館 へ出かけましょう。
空はまだまだ夏です!
お目当ては、?今日は博物館ではなく、美術館側の県民ギャラリー。
大城清太さん の 天描画展 ?-守神 まむいがみ- ?が開かれています。
ちょうど、ご本人による解説(13時、16時)が行われていた時間。
途中からですが、お話を伺うことができました。
なんと、個人で楽しむ限りにおいて、写真撮影自由!ということなので、
Mも少しだけ撮らせていただきました。
今回、最も伝えたい作品、という画の拡大版が、部屋の正面に据えてあります。
原画と比べて、ここまで大きく伸ばしても緻密さを感じるのはすごいです。
優しい、そしてちょっと悲しげな?、守り神の龍と、生まれ来る子の対話。
それが何を意味するのか … これはぜひ、ご本人のお話を聞いてみてくださいね。
清太さんのおばあさんがカミンチュで、子どもの頃からたくさんの教えを受けてきた、
それを一つずつ点描という手法で表現してこられているとのこと。
描いているのは天の教えだから、「天描」なんですね。
自然と人を大事にすること、ご先祖様から受け継いで来たもの、心の玉を磨くこと、
人それぞれが、今生における自分の役割を思い出して生きること、
いやぁ、前にも増して、お話の深いこと?。
とても精神的ですが、なんだか腑に落ちる。
ご先祖様とのつながりが深い沖縄の、このお盆の日に、
実はとてもふさわしいお話をされていたように思います。
Mが今回気になった、2点。
「根龍」と、
「志龍」。ちょうどお部屋の向かい合わせになってました。
これから伸びゆくつぼみを支え育むものと、
自分の志のままに自由に動きだすもの、かな。
ご本人、とても気さくな方なので、ぜひお声掛け下さいー。?
今回の作品展は9月9日(日)まで。
豊見城に?ギャラリー天描?が出来ているので、作品展後はこちらでも会えますね。
そのうちにお邪魔したいです?。
帰ってきて、夕方の静かな海。雲が写って鏡のようです。
東の海には、手前のコマカ島と、奥の久高島。くっきり見えておりました。
今夜のウークイが終われば、沖縄の夏も一段落ですね。