昨日と今日の朝、
駐車場の路上に、なぜかたくさんのトンボたち。
青息吐息で落ちているのを拾ってきて、観察してみました。
「沖縄のトンボ図鑑」(正誤表はこちら)を調べてみると、
ギンヤンマ、ですね。
「毎年夏?秋に本種の個体数が急増するのは、他の地域から多数の個体が
飛来してきた可能性がある。」とのこと。
オスはお腹の一部分が水色。絵の具を塗ったみたいにきれいです。
メスは全体が黄緑色。
で、どちらもお腹の下側が銀白色。
これが「銀蜻?(ギンヤンマ)」の名の由来なんですね。
トンボの複眼、もう頭のほとんどが眼!かっこいいなぁ。
きみには世界がどんな風に見えているんだろう。
拾った時はまだ生きていて、ときどき羽を震わせていたけれど、
もう飛び上がるほどの元気はなく。
どこか遠くから、風に乗って?たどり着いたのかもしれません。
でもここで、きみの旅も終わり。
たくさん子孫を増やして、トンボ生を全うできたのならいいな、と思いつつ。
いきものの精巧さや美しさに見とれておりました。