今日もMは午前中、小学校で授業。

Nは家で台風対策の作業をしてくれました。

とはいえ、ベランダのプランターの植物たちをだいぶ畑に下ろしたので、

ちょっと楽になったかな。

 

それにしても、8月の初めに台風9号と11号がコンビで来てから、

8月最後の週末に15号、9月半ばの週末に16号、2週間後の今回の17号。

もう4回も、週末ごとに台風到来。

このうち3回は大潮にぶつかって、

海の観察会や調査の予定が、今年はけっこうダメでしたねー。

 

気象庁の21時時点の予想進路。ひゃぁ? …

この角度だと、南東風 → 北西風 かなぁ。

 

17号の名前「Jelawat」、マレーシアの言葉で「淡水魚の名前」とある。

どんな魚?と思って検索してみたら、

英語版の Wikipedia にありました。

ついでに写真も ここ から拝借。

 

コイ科の?Leptobarbus hoevenii という学名の魚のようです。

Wiki の情報はたまに間違っていることもあるので、

まぁ話半分で読むんですが、

マレーシア北部、タイ、ボルネオあたりの原産で、体長60cmに達し、

中華料理に使われる、でもたまに食べるとあたるかも、という。

雑食性なので、エサから毒化することがあるのかな?よく分からないけれども。

 

ところで、学名ってその生物の特徴を表すことが多いんですが、

Leptobarbus hoevenii はどんな意味か?

 

学名はラテン語、なのでラテン語の辞書を調べますー。

学生の時に手に入れた「A Source-Book of Biological Names and Terms」。

学名に使われるラテン語についての、いわば ラ – 英辞書です。

 

属名の Leptobarbus は、分解すると lepto と barbus。

さらに語尾変化をとって、lept は、細長い、薄い、小さい、といった意味。

barb は、あごひげ!

 

種小名の hoevenii は、語尾に -ii がつくと、○○さんの、という意味になります。

発見者や研究者に献名されるなどして、人の名前がつきますね。

 

なので、この魚の学名は、

ホーヴェンさんの、ちょびひげ魚。

 

なんか、この台風がちょっとかわいく思えてきたり … しないか。1kao06.gif