今日は、漫湖水鳥湿地センター?で今月2度目の「漫湖のカニ探検隊」。
低学年以下の子どもたちが多かったので、
のんびりした雰囲気で、大人のみなさんも一緒に楽しんでいました。
今日の黒板セッティングとN。最近ヒゲ面です。
始めは涼しいお部屋で、漫湖で見られるカニや他の生き物たちのお話と、
カニを観察するコツなどを説明。
それから、まずは木道から観察しました。
葉っぱを少しだけちぎって泥の上に落としてあげると、
葉っぱを食べるカニがやってきて、ちぎっては食べ…を見せてくれます。
ミナミアシハラガニです。
漫湖で人気のカニといえばやはり、シオマネキの仲間。
おなじみヤエヤマシオマネキに、
最近増えて来た、リュウキュウシオマネキや、
シモフリシオマネキも見られました。
たぶんリュウキュウシオマネキの子どもと思われる、
オレンジ色でつぶらな瞳の小さいやつ。かわいい?
ベニシオマネキのオス同士が、大きなハサミでケンカ中。
こうして相手のハサミと組み合ったら、強い方が相手をぶん投げることも!
ちなみに、砂穴を守っている方がたいてい勝つらしい。この場合は上の個体ですね。
ミナミトビハゼ、トントンミーの巣穴も立派にできていました。
しかし、木道観察も実はなかなか暑い!
いったんセンタ?のテラスまで戻って一休みしたら、
今度はいよいよ干潟へ下りてみましょう。
干潟に下りるマングローブ林の足元に、
大きなシレナシジミがいました。
やっぱり遠くから眺めるよりも、
泥んこになりながら、足元のカニを見つけるのは楽しい?
だんだん、みんなカニ捕りが上手になって、
間近で観察することができました。
ベニシオマネキに、
立派なハサミのヤエヤマシオマネキ、
こうした開けた場所が好きな、オキナワハクセンシオマネキ。
小さい子たちも、最初はおっかなびっくりだったのが、次第にカニに慣れて来て、
あっちでも、
こっちでも、
カニを触れたよー、捕まえたよー、と見せに来てくれました。
合計2時間ほどの観察会、最後に質問コーナーをしたら、
けっこう良い質問も出たりして。その解説に、大人の皆さんからも
「えー!」」「ほう?!」な声が上がっていました。
知れば知るほど、不思議が湧き出る生きものたちの世界。
ぜひこれからも、大人も子どもも一緒になって
自然の中でたくさん遊んでくれたら嬉しいです。
センター前の干潟は普段は下りられないけれども、木道ならいつでも
歩くことができますよー。
解散して片付けをしながら、この日はスタッフからも質問が出て、
いつまでも話が尽きないのでした。
ご参加のみなさま、センターのみなさま、
どうもありがとうございました!
いよいよ次の土曜日は、「カニ博士の部屋」。こちらも楽しみですー!