今日は、那覇市立神原小学校4年生のみなさんの環境学習として、
浦添のカーミージーで海の観察会を行いました。
台風の影響もおさまり、とってもいいお天気になりましたね!?
早めに現地に着いて、地元自治会のみなさんとPTAの方と一緒にテント立て。
港川自治会には、観察会の度に本当にお世話になります!ありがとうございます。
午後、バスに乗って、子どもたちがやってきました。
はい、並んで並んでー。
ここは1学年2クラスで人数もほどほど。これくらいだとやりやすいですね。
始まりの挨拶をして注意事項を確認したら …
サポートに参加してくださったPTAのみなさんや自治会メンバーの手を借りて
みんなで護岸を乗り越えて、岸辺の生き物の観察です。
護岸を越えたすぐ足元に、もう小さなカニやヤドカリや貝たちがたくさん生きています。
それから少しずつ、海に出て行きました。
空の一部に雲 ?が見えるのですが、これが実に良い仕事をしてくれまして!
晴れてものすごく暑くなるところを、ちょうど良い具合に太陽を遮ってくれて、
かといって雨も降らず。思いのほか過ごしやすくなりました。ありがたい?
事前学習で危険生物についてたくさん説明したうちの一つ、フトユビシャコ。
Mが捕まえてケースに入れたのを、みんなでおそるおそる覗いています。パッチン!
立派なクモガイを見つけて、みんなに見せたらもう大変。
手に取って持ち上げたクモガイが貝殻から身を乗り出して逃げようとする度に、
キャ???と大騒ぎ。
クモガイをひっくり返して水の中に置いて、自分で起き上がる様子を観察中。
無事に起き上がって、みんな大歓声。?
岩の下から、コグチクモヒトデを発見!
他に、クロナマコやニセクロナマコはもちろん、みんながウミヘビ!と間違えた
オオイカリナマコ、砂の穴の中に住むトゲアナエビ、巻貝を割って食べるソデカラッパ、
両手を広げて威嚇するベニツケガニの仲間、毛むくじゃらなケブカガニ、
ハサミが真っ白なスベスベサンゴヤドカリ、赤くてけばけばなコモンヤドカリ、
青くてきれいなルリスズメダイ、変身の上手なウデナガカクレダコ、
岩陰にいたモバウツボ・・・
今日もたくさんの生きものたちに出会うことができました。
砂地にいた小さなサンゴをみんなで見つけて、踏まないように気をつけて。
でもやはり、白化している群体もたくさんありました。
あっという間に時間が来て、岸に戻って最後のまとめ。
「自分が行ったことのある海とは違う生き物が見られて良かった」という感想が
ありました。嬉しいですね!
港川自治会からは、今日も自治会手作りのサーターアンダギーと特製のお守りが
子どもたちにお土産としてプレゼントされました。すご?い。
帰る頃、空にはすーっと一筋、飛行機雲が長ーく伸びていました。
私たちには、この夏のシーズン、たぶん最後の観察会。
とても楽しかったです!
事前学習からたくさん準備をしてくださった神原小の先生方、神原小PTAのみなさん、
港川自治会のみなさん、そしてもちろん、参加してくれた子どもたちに、
どうもありがとうございました!