『フォーラム「地域を知るコツ!」?生物多様性戦略につながる第一歩?』
本日無事に開催することができました。
主催のNACS-Jのみなさん、共催で場所をご提供の沖縄大学地域研究所のみなさん、
そして広報&バックアップにがんばってくださった沖縄・生物多様性市民ネットワークの
みなさん、どうもお疲れさまでした。
Mは第2部のファシリテーションを担当させて頂きました。
13時から17時までという長めの企画、途中でダレないかな…という事前の危惧が
ほとんど不要な、濃くて飽きない時間になったように感じています。
参加者のみなさまの想いの熱さ??のなせるわざだったのかもしれませんね。
それでは写真でご報告!
まず第1部から。
8月の台風で大変な思いをしつつ開催に漕ぎ着けた、本日の総合司会でNACS-Jの安部さん。
本当にいつもお疲れさまです!
始めに、生物多様性地域戦略の概略をご説明くださった、環境省那覇事務所の柴田さん。
続く話題提供者は4名の方々。
まず、県のサンゴ礁調査についてお話頂いた県自然保護課の富永さん。
ほとんどアンチョコを見ずに分かりやすいプレゼン、行政の中では珍しい?いやすばらしいです。
サンゴ礁調査の情報公開をもっと工夫してくださるとのこと、ぜひ、ぜひ。
WWFジャパンの権田さんからは、主に久米島応援プロジェクトの活動紹介を。
多方面の構成員からなるプロジェクト、関わるヒトにも多様性が重要なことが分かります。
琉大瀬底実験所の中野さんからは、生物多様性の意義や、地域の人が自ら調査しデータを
取り続けることの重要性を、非常に分かりやすい言葉と例えでご説明頂きました。
う?んもっとゆっくり聞きたかったかも!
講演者の最後はNACS-Jの開発さん。市民調査からの地域づくりについて、里山モニタリングなど
NACS-Jの活動事例をご紹介いただきました。
さて、ここまで終わって休憩を…って、あら30分押し?!?
質疑の時間もそこそこに、参加者のみなさんのご協力をいただいて机の配置を組み直し。
休憩をはさんで第2部に行きますー。司会はMにバトンタッチ。
まずは第2部ワークショップ用の「仕込み」アンケートにご記入頂き、
それをもとに、4?6名のグループで意見発表とアドバイスのキャッチボールを
していただきました。
今日の事前参加申込みは30名くらいだったそうなのですが、ふたを開けたら60名超!…
前半で帰られた方もいたものの、講演者のみなさんにも混ざってもらい、
結局10個ものグループができました。
また、今日の参加者は真面目で堅そうかな?大丈夫かな?と思ったのですが、
どのグループも、かなりフレンドリーに活発な意見が交わされていて、大安心!
ご参加のみなさま、さすがです。
ひと通り意見交換が済んだあたりで、各グループで話されたトピックスをご紹介頂きました。
どのグループも、共通した話題もありつつ、みな少しずつ異なる視点でのテーマが
浮かび上がって来て、そのあたりも興味深く面白かったです。
発表者のグループリーダーさん、みなさん簡潔にまとめてくださり、なんと
予定時間を5分押しまでに縮めて、無事に第2部終了~。
今日のワークショップはいわば、地域を知るコツを得るための「種蒔き」。
何の結論も解決策も出ている訳ではありませんが、時にはこうしてお互いに
種を撒き合ってみることで、新しい視点、新しい切り口に気付くかもしれません。
そして、それに水をやって芽を出していけるかどうかは、たぶん自分次第。
今日のフォーラムが、それぞれの活動のヒントや、行き詰まった課題を見直す
きっかけの1つになれば、幸いです。
ご参加のみなさま、お疲れさまでした。どうもありがとうございました!