沖縄島南部、喜屋武岬から佐敷干潟までの海岸線です。
今も、当時の自然が残っているのでしょうか…。
喜屋武の白い砂浜
喜屋武でも西に面するこの海岸は、南向きの海岸とはことなり、
礁縁も遠く、波あたりも静かで、白い砂浜と自然の海岸植生が続きます。
- 砂浜に広がるグンバイヒルガオ
喜屋武の岩礁海岸
広い岩礁平原には、たくさんの浅いタイドプールがあります。
沖にある岩が波を防ぐため、波の静かなタイドプールもあります。
- 沖の岩の外側の岩礁平原
台風中継でおなじみ、荒崎海岸のドルメン
喜屋武岬の平和の塔から左前方に見える岬で、先端近くから
岩礁性海岸にでることができます。
岬の近くには、大きな琉球石灰岩を加工して作ったといわれる
ドルメン（ブルトン語で dol は机、men は石。いくつかの
石を組み合わせた上に平たい石を載せた石造物）があります。
左：岬の先端から平和の塔を望む。 右：ドルメン。右奥には平和の塔。
サーファーにはおなじみ、平和創造の森公園地先
平和創造の森公園から荒崎海岸にかけては、波も強く、礁縁も近いため、
南東からの波が来る時は地元のサーファーで埋め尽くされます。
ウミガメも産卵にやってくる美しい砂浜、米須海岸
大度海岸の南の端に位置し、美しい砂浜と、
アダンなどの海岸植生が残された海岸です。
4WD車両が乗り入れたり、最近では海岸林が伐採されており、
環境への影響が心配です。
- 車の轍がはっきりと残る砂浜
サーフスポット、ギーザバンタ
水の豊富なこの場所は、切り立った崖を伝って真水が海に流れてます。
海岸線には巨大な岩がゴロゴロしていますが、波も強く礁縁まで近いので、
サーフスポットとなっています。
- 大小のタイドプールの中を小魚が泳ぐ
何処までも続くフラットな岩礁地帯、具志頭海岸
礁縁まで続く琉球石灰岩の岩礁には、大小さまざまなタイドプールがあります。
南に進むと礁原は狭まり、上記のギーザバンタに続きます。
