今日は、おきなわアジェンダ21・県民環境フェア in 南城市?プレイベント
なぜかNが講師を務める「生ごみ堆肥づくり講座」!
(こんなことするから紛らわしいんですが、Nの博士号(農学)は、
農学部の中でも水産学??が専攻です念の為。)
でも実は、農にもかなり興味があって、一時は畑をやってみたりね。
今でも、ベランダでもできる生ごみ堆肥づくりを実践しています。
というわけで、あざまサンサンビーチにやって来ました。
会場は海の館イノー。
ちなみにサンサンビーチの有料駐車場のゲートは、
「海の館イノーの講習会に参加です!」と言えば無料で通してもらえますよ!
せっかくの施設なので、もっと活用してあげたいですねー。
で、会場ではまず、参加者の皆さんに、生ごみ堆肥づくりの基本をご説明。
今回の生ごみ堆肥の目的は、「良い堆肥を作る」ことではなく、
家庭の生ごみを堆肥化することで、「ごみ減量につなげる」こと。
生ごみって、重量にして燃えるごみの3?4割を占めているんです。
しかも水分が多いので、燃やすのにとっても燃料がかかる。
そして気温の高い沖縄、ごみ出しの日までとっておくとすぐに匂うし、
やっかいですよね。
そ・こ・で!
近所で手に入る土と、米ぬかと、土のう袋か段ボールを使って、
高い○○菌など買う必要もなく!堆肥にしてしまおうという方法。
慣れると結構手軽だし、ほとんど匂わないし、(ただし虫よけは必要!)
量が一杯になったら庭やプランター ?に戻すだけ。
ごみ出しも楽になるし…燃えるごみ、本当に減りますよ!?
というようなお話をして、実際に土のう袋に土と米ぬかを入れて混ぜてもらい、
「堆肥づくりのタネ」を作ってもらいました。
ご家族で参加の方は、子どもたちもひと袋ずつ…
家族の多い方は、2袋とか作ってかわりばんこに使うようにすれば良いかも。
最後に生態系の中での循環を簡単に解説。
主催の方からは、11/20 県民環境フェア in 南城市の宣伝もしつつ。
無事に講座が終わりました。
この生ごみ堆肥、完璧に発酵が進んで堆肥化されるという方法ではありません。
それにはもっと、土の中で熟成・分解される時間が必要になります。
これはあくまで、家庭の生ごみをただただ燃えるごみとして出すのではなく、
家で上手に処理してしまおうという方法です。
いろいろ試して、それぞれのご家庭でのやり方を工夫してみてくださいね!