今月分の、浦添カーミージーの定点調査?です。
秋になり、もう昼間よりも夜中の方が干潮時の潮がよく引くようになってきましたが、
今月までは、昼間でも何とか調査できるかな … というのと、
南部は今朝、台風の波がだいぶ静まっていたので、行ってみようかなーと。
西海岸道路の工事も一層進んで、こんな感じ。
潮の引き具合は十分なのですが、風は強い。
でもって、白波が … すごいです。
いつもは静かな水平線に、砕ける波が盛り上がって、
サンゴ礁の沖はざっぱんざっぱんです。
北谷のあたりを背景に、カーミージーの北側は特に、
ビルと比べてもすごい波の盛り上がり。
イノーの中は静かなので、調査はできました。
… とはいえ、強い風が水面を揺らして、よく見えない写真ばかりに
なってしまいました。ま、仕方ない。
振り返ると、工事で全体がどんどん繋がって来ているのが分かります。
カーミージーの岩の向こうは浦添北道路。ここもクレーンが立ち並んで、
高架橋の道路が作られている途中。
台風の風波の影響で生き物の影は少なめ。
でもいました。ソデカラッパ。
海草の砂地の上にある小石をひっくり返すと、
穴の中にイボテガニの仲間。石ころがマイホーム。
トゲアナエビはいつも通りに営業中。
水温が下がって来たので、ホンダワラの仲間など海藻類が目につくようになりました。
これは緑藻類のイソスギナ。
この赤い海藻の切れっ端もいくつか見えましたねー。
揺れる水面の上からはウミウシ?のように見えた、ガザミ類の足の脱皮殻。
岩の上で、自分のホームポジションからお散歩に出かけるカサガイ。
スキゲヒバリという小さな2枚貝、どうやら台風で動いた砂に埋もれすぎたらしく、
死んで貝殻が開いてしまっていました。
その2に続くー。