あーまんシアターブログからのご紹介です。
3月27日(日)、浦添市リサイクルプラザ「くるりんの会」主催で
「あーまんシアターと海あしび」を行いました!
3月にしては肌寒く、直前まで小雨がぱらつくお天気でしたが、
野外に出る頃には晴れ間も出て、海の水の方が温かく感じるほど。
その様子をご紹介しますね。
この日は参加者にキャンセルも出て、ちょっと人数少なめ。でも元気な男の子がいて、
なんと前に出て自分が生き物紹介してくれたりして、面白かった!
シアターの最後に、生き物に混ざってごみも貼り付けて、舞台上で「ごみ拾い」。
そのあと、リサイクルプラザの前の海に出ました。
お、さっそく、シアターにも登場したアレを発見!カツオノエボシです。
漂着して新鮮なものは、毒に刺されるかもしれないから、
風船の下の青い足には触っちゃダメですよ。
これの親戚、カツオノカンムリがこの日はたくさん打ち上がっていました。
裏側、あまり見たことがないでしょう…
カツオノエボシもカツオノカンムリも、ヒドロ虫類という仲間のクラゲ。
普通のクラゲより毒が強いのが特徴です。
風船やとんがりにはさわってもいいですが、足、つまり触手に毒針を持っています。
気をつけてくださいね。
同じく漂着してきたものが…わずか2cmほどの浮遊物に、何段にもくっつきまくるエボシガイ。
さて、いつもの仲間もいます。ルソンヒトデ。6本腕のことが多いです。
この日はカニ博士・のりさんも一緒に歩いてくれたんですが、
折れたハナヤサイサンゴの枝の隙間に…
アミメサンゴガニを発見!久しぶり!かわいい!
枝に戻してあげると、あっという間に隠れてしまう…でもサンゴが復活してきた証のようで、
嬉しい
さらにもう一種類、クロサンゴガニも!
ウネカメノコキクメイシの仲間…たぶん。キクメイシの同定は難しい。
春らしい鮮やかな黄緑色が、岩場のあちこちに。アオモグサ。
あ、こんなところに…シラヒゲウニが。
シラヒゲウニの管足は白と赤褐色のしましまです。
イソアワモチは、小さいのも大きいのもたくさんいました。
岸よりの浅いプールに、ウミウシの仲間ニシキツバメガイが何個体も。
さて、ひとしきり観察したので、いよいよごみ拾い。
30分ほど拾ったら、テトラポッドや護岸を乗り越えて運びました。
こんだけ拾ったよ!お疲れさまでした、どうもありがとう!
春の海はやっぱりいいですね。みなさんも伊奈武瀬の海に遊びに来てくださいね。