昨日は明け方まで雨でしたが、お昼前になると西の方から晴れ間が広がって来ました。
下の写真を撮影した直後、白いサギが7〜8羽、西から東に向かって飛んで行きました。
何だか寸詰まりのチュウサギ?と思ったのですが、よく見たら頭が赤茶色いアマサギでした。

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23日は、港川小学校4年生の総合的学習の時間のお手伝い。
子ども達と一緒に、地元のカーミージーの海の生き物を観察に行きました。

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帽子をかぶって、水筒をもって、着替えや荷物は港川自治会の皆さんが準備して下さった
テントに置いて、さあ出発です。

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子ども達、何だかうなだれて歩いているように見えますが、そうではありません。
海に出てすぐは、生き物が何にもいないように見える平らな岩場。
でも、よ〜く見ると、岸に近い所から沖に向かって、数10センチの高さが変わるだけで
そこに暮らす生き物が入れ替わって行くことがわかります。
ちいさなカニや貝を見つけた子ども達は、小さな生き物達を踏んでしまわないように
足元を見ながら慎重に歩いています。

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子ども達は浅いイノーを歩きながら、それぞれに気になるものを見つけて観察します。
私達ガイドは、子ども達によばれればそこに行き、生き物や環境についての解説をします。

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子ども達が見つけた生き物。左はミノガイの仲間。石の下に隠れています。
右も同じく石の下に隠れているコグチクモヒトデ。個体によって模様が異なりおしゃれです。

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この日は主にナマコが多かったのですが、タコやウミヘビも観察できましたよ。
また、潮干狩りに来ていた子供連れのお父さんから「子ども達に見せてあげてください。
あとで逃がしてあげてね。」と、タツノオトシゴを受け取りました(上の右側の写真)。
泳ぎ回るタツノオトシゴに、子ども達は大喜び! ありがとうございました!
上の左側の貝は、まだ棘が伸びていない若いクモガイ。マガキガイに近い仲間だということが
よくわかりますね。丸い眼が2つあるのが見えますか?

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海での観察が終わったら、濡れた靴をテントで履き替えて、一休憩。
今年も、港川自治会の皆さんがかき氷や手作りサーターアンダギーを
たくさん用意してくださり、みんなで美味しくいただきました。
 いつもありがとうございます。 ごちそうさまでした! 

さて、25日は海の観察会2日目。今度はどんな生き物に出会えるかな。
海の観察会が終わると、子ども達は壁新聞作りに向けた調べ学習に取り組みます。