夏に予定していた調査が台風で秋に延期し、それもまた台風で延期…
12月に入って、それでも今年中にやる!という … 寒いよ??
日本自然保護協会(NACS-J)主催の、辺野古の海草調査です。
一緒に潜った、スナフキンでも活躍のCさん。さっすが冬の海中でも元気?。
前日から調査に入ったNACS-J、でも沖縄はこの冬一番の寒さ。
たぶん気温は14度くらいだったはず …?今日は少し上がって16?17度。
午前中に、まず汀間漁港に集合して打合せ。
2艘の船に分かれて、調査に出発です。
目指すは辺野古・キャンプキンザー沖の海草藻場。
調査ポイントに着いたら、ポチャンと海中へ。
最初に飛び込むとき、ウェットスーツに水がじわ?っとしみて来るのが
冷たいんですが、実は船上よりも海中の方が暖かい。
調査では、50センチ四方の黄色い枠を放り投げて、
その中の海草の種類と被度を調べます。これを何度もくり返し。
あっ枠がクロナマコにかかっちゃった。ごめんごめん。
冬の海草は、葉っぱの上に茶色っぽい微細藻類が生えて、フワフワもさもさ。
で、よく見ると、この藻類をかじる小さな巻貝が葉っぱにくっついていたり。
コブヒトデがたくさん集まっている場所がありました。
派手なのや地味なのや。
調査は交代で海に潜るのですが、
しっかし、船で待っている間の寒いことー?
Nは濡れたウェットスーツの上に風よけのレインコートを着てぶるぶる。
Mはハナミズがしたたりまくり。まぁどうせ海水でびしょぬれなので気にしない。
もう一艘の船も順調に調査を終えて、さぁ港に戻りましょう!
ボランティアで調査に参加した皆さんのお陰で、
25ポイント×10枠分のデータを無事に取り終えることができました。
本当に皆さんお疲れさまでした?!!!
辺野古、と聞くだけで、あぁ基地問題の面倒な場所、と引いてしまう人も
多いのではないかと思うのですが、
やっかいな問題があろうとなかろうと、この海、素晴らしい場所なんです。
海草藻場の美しさ、ここに住む生物の豊かさ。
どっち派の人も、ごちゃごちゃ言う前に、まぁいいから一度潜ってみてごらんよ!
と思いますー。
この海がきれいだ、っていうことに、異論はないはずだから。
調査のたびにお世話になっている名護市二見の民宿てるやのご主人が、
この夜はなんと、豪華カニ汁を用意してくださいました!
おぉ、アミメノコギリガザミ???
いっぺー上等まーさむん。とても濃厚な味 … 体がしっかり暖まりました。
どうもありがとうございました!