魚と一緒に食品トレーに入っていたウレタンのスポンジについて、1月から6月まで、劣化具合を並べてみました。

上の写真は1月4日。開始した時の写真です。白くて、縁の切り口も角ばっています。

これは2月1日。日焼けして、黄色くなっていますが、形に目立った変化はありません。

これは3月13日。色は茶色くなり、縁や角の部分が丸くなるとともに、心なしか厚みも薄くなっています。

これは4月4日。3ヶ月たった状態です。めくれ上がっていた所は崩れて無くなり、全体的に薄っぺらくなっています。この時、指でそっと触ると、粉々になったスポンジが指に着きました。

これは5月4日。下半分が崩れて無くなり、上にあった部分もほぼ全部なくなっています。3ヶ月を過ぎてからは、一気に劣化が進んだ感じです。

これは、6月1日。

そしてこれは、6月5日。6月に入ってからは、豪雨の影響もあって、日に日に劣化が進んでマイクロプラスチックになっていることがわかります。

ここ数年、各地で頻発するゲリラ豪雨。大雨は、街に転がっているプラスチックごみを、一気に海に運んでしまいます。わざわざ海まで行ってごみ拾いをするのは、とても大変です。海にごみが流れ出さないように、ふだんの暮らしの中で、ごみはきちんと処理するようにしましょう。もちろん、すぐごみになってしまう、使い捨てプラスチックに入った物を買わないことも、大切です。