9日は、沖縄県理科教育協会、沖縄県小学校理科教育研究会、沖縄県中学校理科教育研究会の主催による、第61回沖縄県児童・生徒科学賞作品展の審査会でした。

今年もコロナの影響で、審査会場に並ぶのはレポートのみで、発表用パネルも作品も無く、去年と同じくちょっと寂しい審査会場でした。発表会も表彰式も、誌上発表となりました。

毎年、生物の作品が一番多く、今年は5人で合わせて62作品を審査。限られた時間の中で、作品を読み込み、総合的な評価を行い、面白いところやもっと頑張って欲しいところを見つけて、講評を書きます。

今年は去年に比べて作品数が増えてきたものの、頑張って記録した調査・研究も結果のまとめが不十分で、独自のデータからの面白い考察まで行き着いていない、ちょっともったいない研究が目立ちました。

コロナの影響で、家の中や近所で行われた研究が多く、おそらく学校での指導の機会は少なかったのだろうと思います。
学校現場で、研究の進め方を指導する先生方のお力の重要性が、改めて示された感じでした。