毎月新月の旧暦1日更新・琉球新報Style「沖縄・海の生き物たち」
今回は海草藻場のタコ。

タコは、夜に出歩くことが多いようですが、干潟を歩いていると、昼間でも時々見かけます。
こちらに気づくと、最初は体を大きく見せながら威嚇することもありますが、体の色を変えたり、皮膚の表面をトゲトゲにしたりして、周囲の景色に瞬時に溶け込んで、かくれてしまいます。

近年、気候変動の影響で夏の干潟の潮溜まりはお湯のようになり、干潟に暮らす生きものが激減しました。
タコの餌も減ってしまって、困っているのかもしれません。