やっと昼間の干潮でも調査ができるようになる、2月。
Nが行ってきました。
浦添・港川の カーミージー の海です。
岸辺はアーサがきれいな色を見せています。時期ですねー。
道路工事の方は着々と…。でも海には降りられますので、アーサ採りは遠慮なく。
汚濁防止膜がなくなっていたので、現場に近づいてみたら、
工事の足下で、キクメイシモドキが生き残っていました。サンゴですよ!
この種類は強いんだなぁ。
砂に埋もれるタイプのイソギンチャクもたくさんいました。
おっ、沖の方にダイサギ。えさ場になっているんですね。
水中にカメラを突っ込んで、思いのほかよく撮れた、ケヤリムシの鰓冠。
あっ引っ込んじゃった!
水面近くをアーサの切れ端のようなものが浮いているのかと思ったら、
おーっ、コンゴウフグです。
岩の下陰には、海ぞうめんが…タツナミガイの卵塊ですね。
そうめんのアップ。中のちい?さなつぶつぶが、1つ1つの卵。
たくさん生まれるんだねぇ!
岩盤上に、ちょっと砂に埋もれてスキゲヒバリ。小型の二枚貝です。
う?む、沖側にあるキクメイシのポイントは、だいぶ砂が堆積して埋もれてきちゃいました。
茶色い部分はサンゴが生きているところ。がんばれ?
こうして見ると、潮の引く浅瀬は生き物が多いと思うけれども、
夏の直射や冬の寒風をもろに受けて、実はとっても寒暖の差の激しい環境。
それでもこうして毎年生き続ける姿は、繊細でありしぶとくもあり。
人間なんて、かなわないねぇ。