砂浜めぐりの続きです。
次の浜でお昼にしようね?と向かった先は、大度海岸。
イトマンチュの生徒さんがいたおかげで、要所要所で道案内をしてくれて
糸満市内の移動はとってもスムーズ?。
ただし、小雨が少しずつ強く…う?んなんとかこの程度で止んでおくれ??
大度海岸は、他の浜と違って大きなサンゴ礫がごろごろ。
砂を採集して、また岩礁でイソアワモチ探し 。でもここでもなかなか見つからず…
仕方ないので、他の生き物たちを撮影。
コウダカカラマツの小さいのがたくさんいました。笠に海藻を背負ってかわいいね。
ニシキツバメガイ。燕尾服のようでおしゃれなウミウシです。
ヒメジャコは、なんだかおしゃべりしているみたい。
ツノレイシ。この仲間にはテツレイシとツノテツレイシがいて、いつも名前が混乱しちゃう。
ハナビラダカラ。いつもつるりと美しい。
結局、さがせどもさがせども、大度でイソアワモチに出会えず!
フンの痕はいくつか見つかったのに、な?ぜ?…
時間に余裕がなくなってきたので、次に行こう…と具志頭の海岸へ。
見事なキノコ岩。
ここは海岸に延々と岩礁が広がって、陸側に砂は溜まっているものの、波打ち際は遥か遠く。
ま、こういう環境も面白いんじゃない?と、陸側で砂を採取。
さくっと次ぎに行きました。奥武島です。
先日の新聞で「玉城でアーサ採り」が記事になっていましたが、
その影響かどうか、アーサ採りの方々がたくさん来ていました。
…で、ここでもがんばってイソアワモチを探して、探して、探して、
やっと、やーっと、1匹!
いつも見るのに比べたら、これも小ぶり。フンの痕は結構見つかったので、
やっぱり今日はみんな、岩の穴の中に隠れてしまっている様子。雨嫌い?
この個体も、岩に戻すと穴の中に入ろうとしていましたし…ま、手のひらに載せられて
いじられたのが嫌だったかもしれないけれど。ごめんなさいね?。
岩の上にまとまって散らばる巻貝は、みんなヤドカリ。
スベスベサンゴヤドカリのはさみが見えてます。
イソアワモチ探しで結構時間を取ってしまったし、雨もなかなか止まないしで、
次で最後にしました。百名ビーチです。
最後の砂採取。ここのサンゴ礫は、枝サンゴが多いです。大度のサンゴ礫とは、サンゴの種類の
割合がたぶん違っていて、こういうのも面白いですね。
夕方までに急いで那覇のスコーレに戻って、採集した砂を真水で洗ってバットに干すまでを
やってもらいました。みなさんどうもお疲れさまでした!
波打ち際博物館の展示作りはこれから。楽しんでやってみましょうね?。