砂浜めぐりの続きです。

次の浜でお昼にしようね?と向かった先は、大度海岸。

イトマンチュの生徒さんがいたおかげで、要所要所で道案内をしてくれて

糸満市内の移動はとってもスムーズ?。

ただし、小雨が少しずつ強く…う?んなんとかこの程度で止んでおくれ??2kimochi07.gif

 

大度海岸は、他の浜と違って大きなサンゴ礫がごろごろ。

砂を採集して、また岩礁でイソアワモチ探し 。でもここでもなかなか見つからず…

仕方ないので、他の生き物たちを撮影。

 

コウダカカラマツの小さいのがたくさんいました。笠に海藻を背負ってかわいいね。

 

ニシキツバメガイ。燕尾服のようでおしゃれなウミウシです。

 

ヒメジャコは、なんだかおしゃべりしているみたい。

 

ツノレイシ。この仲間にはテツレイシとツノテツレイシがいて、いつも名前が混乱しちゃう。1kao17.gif

 

ハナビラダカラ。いつもつるりと美しい。

結局、さがせどもさがせども、大度でイソアワモチに出会えず!

フンの痕はいくつか見つかったのに、な?ぜ?…

 

時間に余裕がなくなってきたので、次に行こう…と具志頭の海岸へ。

見事なキノコ岩。

 

ここは海岸に延々と岩礁が広がって、陸側に砂は溜まっているものの、波打ち際は遥か遠く。

ま、こういう環境も面白いんじゃない?と、陸側で砂を採取。

 

さくっと次ぎに行きました。奥武島です。

先日の新聞で「玉城でアーサ採り」が記事になっていましたが、

その影響かどうか、アーサ採りの方々がたくさん来ていました。

 

…で、ここでもがんばってイソアワモチを探して、探して、探して、

やっと、やーっと、1匹!

いつも見るのに比べたら、これも小ぶり。フンの痕は結構見つかったので、

やっぱり今日はみんな、岩の穴の中に隠れてしまっている様子。雨嫌い?

この個体も、岩に戻すと穴の中に入ろうとしていましたし…ま、手のひらに載せられて

いじられたのが嫌だったかもしれないけれど。ごめんなさいね?。

 

岩の上にまとまって散らばる巻貝は、みんなヤドカリ。

スベスベサンゴヤドカリのはさみが見えてます。

 

イソアワモチ探しで結構時間を取ってしまったし、雨もなかなか止まないしで、

次で最後にしました。百名ビーチです。

 

最後の砂採取。ここのサンゴ礫は、枝サンゴが多いです。大度のサンゴ礫とは、サンゴの種類の

割合がたぶん違っていて、こういうのも面白いですね。

 

夕方までに急いで那覇のスコーレに戻って、採集した砂を真水で洗ってバットに干すまでを

やってもらいました。みなさんどうもお疲れさまでした!

 

波打ち際博物館の展示作りはこれから。楽しんでやってみましょうね?。