昨日は朝から虹が見られて気分よく、
お天気もよく。
しかも今日は急ぎの仕事がない!?
というわけで、そうだアーサ採りに行こう!
Nが車を使って出かけたので、Mはバケツ持って長靴はいて、
海までてくてく。
低い岩盤の一面の緑は、食べない方の緑藻類。アーサの仲間ではありますが。
で、食べて美味しいのはこちら。岩の少し高い場所に生える、
濃い緑色のヒトエグサ。
下側の薄い黄緑色のは、違う種類の緑藻類。潮の高さによって住み分けています。
アーサをめくったら、イソギンチャクが顔を出しました。
ほかにも小さなカニ穴があって、カニが「だれだアーサめくるのは?」
という風情で見に来たり。
そうか、この季節、岩に住むカニやイソギンチャクから見たら、
空は緑色のカーテンで覆われているのね。
少ししたら、「精が出るね?」といいながら地元の方もアーサ採りにやってきました。
中腰やしゃがみ込む姿勢に、砂を洗う細かい作業、アーサ採りってけっこう大変。
でも、Mにとっては…いや?楽しいです。
足下の潮だまりで、ちぎったアーサをさっと洗って砂を落としてからバケツへ。
足下では、ニセクロナマコが触手を出してお食事中。
今日はたくさんとれました!
イソスギナがこんもり茂って、その中にカサノリがひとつ。かわいいね。
帰りは急な上り坂がえんえんと… ふだんの運動不足がこたえるぅ…
でも、ほんとうに何気ない草花が目について、何でもないけれどうれしい。
ムラサキカタバミ。
これって、南米原産の帰化植物なんですね。江戸末期に日本に入ったとか…。
ルリハコベ。
サポニンの一種を持ち、薬草としても使われるようですが、魚には毒。
昔は、すり潰して潮だまりにまいて、魚をとって遊んだよ、という話。