今日は、NもMも植物と遊ぶ日になりましたー。3shizen15.gif

それぞれ違うやり方で… まずはNが参加した、「木育」の講演会から。

題して「木と人と森のつながり」。

 

司会は… あれっ、マキシさんじゃないですかー。先日のカレーの会お疲れさまでしたね。

ちなみにマキシさん、こんな活動 ↓ もされています。もしよかったら。

「日本一早い沖縄・奥の新茶を、東北・被災地の皆さんに飲んでもらおう!プロジェクト」

 

で、今日のメインスピーカーは熊本大教育学部の田口浩嗣先生。

 

木育… 単なる木工体験、というのではなく、 木を使った活動を通して、自分で問題を

見つけて、それを乗り越えるための力をつける – 生きる力につなげる、という

普遍的な教育目的に向かう方法のひとつでもあるんですね。

海辺の自然を通した環境教育にも、通じるものが多いなぁ、とはN。

金属やプラスチックなどの素材は新品が一番強度があって、次第にもろくなっていくけれども、

木材は、200年経ったくらいが一番強い、 だから世代間を通して使えるものができる、

という視野の長さもいいですねー。

 

今回の世話役の、工房地球のかけら・古我地さんからも、木育の事例報告がありました。

… 胸に割り箸が刺さってるけど… 1kao01.gif

 

いや、実は割り箸の話を田口先生がしていたんです。

割り箸は間伐材を使うのでかえって環境に良いんだ、という意見が結構あるものの、

実際の割り箸の多くは中国製。国産の間伐材で、防腐剤や漂白剤などの薬剤を使わず、

輸送のCO2もかけず…といった条件が揃った、本当に環境負荷の少ない割り箸というのは

非常に少ないらしいです。

環境を考えるときに正解は一つではないし、何事も多面的に見る必要がありますねー。

 

「森の標本箱」、わ?面白そう、見てみたい…。

 

会場の後ろに、木のおもちゃがたくさん展示してありました。

この電話、受話器は磁石でくっつき、ボタンはちゃんとポコッと押すことができる、

人気商品なんだそうですよ?。うちの電話もコレにしたい…?1kao06.gif

 

木琴、鍵盤ごとに木の種類が違うんだー。音はどんなでしょうね。

叩くたびにそれぞれの木の香りがしたりして。

 

何でもない木っ端に、穴をあけて、棒でどんどんつなげて遊ぶ。

木のレゴブロックみたいなものですね!これも楽しそう。

最近のおもちゃは作り込みすぎて、かえって遊び方に変化がつけにくい。

やっぱり、創造性をたっぷり残したおもちゃは飽きがこなくて、長く楽しめるような気がします。

木のおもちゃの一番人気は、結局シンプルな「積み木」なんだそうですよ。

 

今日の参加者には、みんなに1つずつこれが配られました。

クスノキのたまご!

紙ヤスリつきで、自分でピカピカに磨いてね、と。

このたまご、樟脳の匂いがしっかりしますー。ありがとうございます!

帰ってから、Nががんばって磨いてます。

 

Mの植物遊びは次回に続く!