定点調査 の続きです。
砂地の上にいたのは、頬に水色の縞が入って目玉をきょろっとさせた、
・・・あなたは誰。
ネズッポ科の … ハナビヌメリ、かなぁ?
砂の中を、誰かが歩いていった跡・・・
そういうときは、どちらかの端を掘ってみます。
出てきたのは、タマガイの仲間。二枚貝に穴をあけて食べちゃうやつです。
透明なエビ。内蔵もぜんぶシースルー。
ソデカラッパの脱皮殻 … ほぼ完全体。今日、脱皮殻がたくさん見られたのは、
暖かくなってきたし、ちょうど満月すぎだからかな。
で、ダイサギが浅瀬でエサを狙っていました。
岩の上では、イソアワモチが2個体くっついて、どうも交尾をしているらしい。
岩をひっくり返したら、小さいミノガイがぱくぱく。
黒い群体性のホヤ。ミドリカイメンボヤ、というやつかもしれない。
そんなふうに岩を覗き込んでいたら、穴の奥から「ナンやワレ … 」と出てきた、
おそらくモバウツボさん。
最後はツマジロサンゴヤドカリ。
目の模様が、なんだかすごいですねー。どうなってんのかなぁ…。
1年の中で、昼間に一番よく潮が引いて海歩きをやりやすいのが、
実は3月から6月くらいの大潮前後。7?8月はこれよりも潮は引かなくなるんです。
ただ、沖縄は5?6月が梅雨の時期にかぶっちゃうんですよねー。
今のうちに、お天気のいい大潮の日は、ぜひ海へ遊びにい行こう!