Nの通う大学の水槽に、ルソンヒトデが入れてあったんですが、

たまたま水槽の壁に張り付いていたので、管足の様子がよく見える。

ヒトデの裏側の、割れ目から出ている無数の半透明なものが管足。

その先は吸盤状になって、これで岩などにくっついたり、歩いたり。

 

で、よく見たら … 何かちょろちょろ歩き回る、赤いヘンなものがいますよ。

 

拡大図。

これ、なんだか分かりますか。

 

水槽のガラス越しなので、きれいに撮れていませんが、

寄生性のコペポーダ …?橈脚(カイアシ)類の仲間。

写真では右下が頭で、左上が後ろ側。

2またに伸びているものは、卵のかたまり!

つまり、これ、メスです。

 

このルソンヒトデの背中のイボ模様に色がよく似ていて、

こうしてヒトデの背中に隠れて住んでいるのでしょう。

 

ヒトデにとっては … たぶん、背中を少しかじられたり?あるいはノミのように

体液を吸われたりしているのかどうか。

 

それが痛いか痒いかは、

ヒトデに聞いてみないと分からない。