今日は 漫湖水鳥・湿地センター で観察会「漫湖のカニ探検」

8月5日も行うはずだったのは、台風で中止になっちゃったんですが、

今日は良いお天気でよかった!3shizen01.gif

 

というわけで、久々にカニ博士の出番です?。

 

参加者が来る前に、黒板に漫湖で見られるカニシリーズ 4seiza04.gif?を 貼付けておきます。

そろそろオカガニのイラストも作らなきゃいけないなー。2kimochi08.gif

 

さて、参加者のみなさんが揃ったところで、

マングローブ林や泥干潟で見られるカニについて説明。

 

そして、センター前から野外に出ます。もう足元には大きなオカガニの穴がたくさん!

 

マングローブ林内では、ハシリイワガニやドロアワモチ、オカミミガイの仲間が見つかります。

ここは泥がとても柔らかいので、渡された板の上を歩きます?。

 

開けた泥干潟に来ました。

 

さぁ、みんなでしゃがみ込んでカニ探し。

タイワンアシハラガニはたくさんいましたね。

他にもフタバカクガニや、ヒメヤマトオサガニ、ヤエヤマシオマネキ。

オキナワハクセンシオマネキやベニシオマネキは、少し遠くで

盛んにハサミを振っているのが見られました。

NとMは手を泥だらけにしながら解説していたので、カニの写真を撮るヒマはなし!

 

ドロアワモチが気になった子が、手のひらに乗せてみたら、

点々とうんちされちゃった。1kao02.gif

でも、泥に混ざったごはんを食べる生き物だから、うんちもほとんど泥といっしょだね。

 

1時間ほどの観察から戻って、日陰のスペースでまとめのお話。

さっき観察したカニのハサミ、どんな形だった??描いてみて!と言うと、

大人でもなかなか描ききれないもの。

そこで、カニの足とハサミの形や、ハサミは片方しか動かないよ、と解説。

ハサミでも目でも、どこか興味をもったところについて、

じっくり観察する、という視点のコツをつかんでもらえたら嬉しいです。

ご参加の皆さん、暑い中お疲れさまでした!

 

観察会を終えてふとロビーを見ると、こんな貝殻アートの作品が!

 

小禄在住の方の作品だそうですが、センスがすばらしいですねー。

 

しばらくセンターで展示されているようなので、見に来てみてくださいね!

 

さて、明日は同じく漫湖水鳥・湿地センターで?研究室「カニ博士の部屋」

これまでカニの観察会に参加してくれた子どもたちへの、上級編!

特別に捕まえておいたカニを使って、「カニの体をじっくり観察する」ことをやってみます。

どんな研究室になるか、私たちも楽しみです?。