11月に糸満市で行われる「全国豊かな海づくり大会 ?ちゅら海おきなわ大会」の
プレイベントのひとつ、「美ら海子ども楽校」。
7月に?本番 があったんですけれどもね、
そのとき参加予定だった真壁小5年生のみなさん、
実はインフルエンザがはやってしまい、急遽参加を取りやめにー!?
でも、ぜひこの活動に参加したい!という学校の熱意で、
本日無事に、真壁小バージョンを行うことができました。
そして今日もいいお天気!?
給食を食べ終わった午後、
真壁小から一番近い海辺、米須塩川の海岸に集合して、ごあいさつ。
そして、みんなでごみ袋を持って海岸のごみ拾いを始めました。
でも、ただのごみ拾いじゃありません。
「美ら海子ども楽校」のごみ拾いは、ごみと一緒に、
何でもよいので、自分が見つけた「気になるもの」を拾ってもらいます!
Nが見つけた、モダマとか、
お、このハンバーガー型は、ワニグチモダマ。
どちらも漂着種子ですね?。台風後なので見つけやすかったかも。
少し早めに始められて、良かったな?と思いながらごみ拾いをしていたら、
30分ほどした頃に、東の海の方から冷た?い風が … そのうちに、
ぽつり、ぽつり、ぽつ、ぽつ、ぽつぽつぽつぽつぽつ・・・雨ーーー?
通り雨っぽい感じでひどくはなかったんですが、
ごみもまぁまぁ拾えたし、子どもたちはそのまま乗ってきたバスへ撤収?。
学校に戻ったら、学習会。Mがスライドで、ごみと漂着物の説明をしました。
今回の浜は、けっこう割れたガラスが目につきました。
みんな、何色のが多い?? → 茶色ー。
何のガラスだと思うー? → ビール?!
そう、大人が飲んで捨てたごみ。漂着物でもなんでもなく、ポイ捨てされたごみ。
環境教育とか言って、子どもたちにごみ拾いをさせて喜んでいてはいけませんよ、大人たち!
本当の環境教育は、ただ拾えばいいってもんじゃない。
ごみがポイ捨てされたら、それは自然の中ではどうなっていくのか、
まわりの環境や生物にどう影響していくのか、
そこを考えられるようになったら、ごみを平気で捨てる大人にはならないはず。
… というような願いを込めつつ。
学習会では、自分たちが見つけた「気になるもの」を、
海のもの、陸のもの、動物、植物、鉱物、人工物…というように分類してもらいます。
結構面白いものが拾えましたね?。
漂着種子のゴバンノアシ、大型の魚の擬鎖骨(←たぶん … 訂正!)と頭骨とか。
こちらは真っ黒な … 廃油ボール。みんな初めて見たようでした。
カニの死骸も!これ、Nも種類がすぐには分からず。
みんなで拾ったものについて考えたあと、グループから1つずつ選んで
発表してもらいました。
そのあとは、感想を書いてもらって私たちの担当パートは終了。
海での体験をもとに、最後は琉歌の形で自分たちの思いを表現する、というのが
「美ら海子ども楽校」のミッションです。
なので最後に、県立芸大からいらした先生から琉歌の作り方を習いました。
子どもたちには、琉歌作りは来週までの宿題。
おうちの人にも手伝ってもらって、がんばって作ってみてくださいね。
美ら海子ども楽校、今回を入れて都合3回の開催となりましたが、
なんとか無事に終えることができました。
私たちも、子どもたちとの漂着物探しは結構楽しかったですね?。
主催の皆様方、そしてご参加いただいた学校の皆様方、
本当にお世話になりました。
どうもありがとうございました!