ちょっと急な観察会で、前日に下見というスケジュール。
ここは海中道路の先にある、宮城島。
マングローブEEクラブ?のHさんの案内で、
地元ではアクナ浜と呼ばれる場所を見に行きました。
海中道路を通って島に渡り、地元の方でしか分からないような小道に入って、
さらに道路が悪い…というので途中で車をおいて、山道を10?15分くらい歩いたところ。
なかなかきれいなビーチと、普段は波あたりが強そうなサンゴ礁の礁原。
ノッチの岩の上には、わりと大きめのコンペイトウガイとか、
キバアマガイ。
平たい岩の上にはイソアワモチも。大型でしたよ。
少し海に出て、振り返るとこんな景色。
宮城島は石灰岩でできた島だというのがよく分かります。
タイドプールには、とてもいろいろな種類の海藻類がありました。
ミルの仲間。モツレミルなのかなぁ?
美味しいですよー、と言われて少しかじってみました。
うん、結構美味しいかも。形がかわいい。
ルリスズメダイも泳いでいます。
ハマサンゴの上には、フタモチヘビガイのフタがあるし、
壁にはイバラカンザシ。
小振りのミドリイシの仲間も元気でした。
サンゴ礁らしく、アオヒトデがいくつか見られて、
イボヒトデも!
もちろんナガウニはいるのですが、
おおっ、パイプウニ!……ということは、ここ本当に波当たりが強いのですね?。
平らな石をひっくり返すとよく見つかる、まるでカニのような…ケブカカニダマシ。
ヤドカリの親戚ですよ。
こちらはカニ、アワツブガニの仲間。
あっ今日のレアもの?
ヒメキンチャクガニ。細いハサミで小さなイソギンチャクを持っています!
シャコガイの殻をひっくり返したら、おっ。
イモガイ類の卵塊ですね。カプセルの中に、小さなピンクの粒々の卵が見えます。
昔はサンゴがたくさんあったのだけれど…というお話を伺いつつ、
2時間ほどゆっくりと海を見ることができました。
小雨模様のお天気もなんとか保って良かった。
明日もこの調子で行けると良いですねー。